記事一覧

Vol.93 マネーフォワード導入のメリット②/複数人で使用可能

  • 2021.1.13

マネーフォワード導入のメリット

Vol.91の記事のなかで、
「弥生会計と比べて「マネーフォワードが良い点」」
として以下を挙げさせていただきました。

———————————————–
①リアルタイムに預金や法人カードデータを自動取得
②インターネット環境があれば複数人で使用可能
③経理のためのソフトではなく、会社経営のためのソフトとして活用できる
④会計を各業務と連携して業務フロー化できたり、コスト低減が見込める
⑤複数ウィンドウを同時に開けて作業効率が高い
⑥デジタル化・ペーパーレス化・リモートワーク化がしやすい
⑦成長していく会社として税理士に依存しない仕組みを構築できる
⑧開発スピード早く、機能改善余地もまだまだ期待できる
———————————————–

 

今回は、このうちの
「②インターネット環境があれば複数人で使用可能」
について、もう少し具体的にお伝えをさせていただきます。

 

会計ソフトの特徴

会計入力を進めていくにあたって、
その入り口として「会計ソフト」を使用します。

この「会計ソフト」ですが、
従来は、経理部社員や顧問税理士以外は、
なかなか接点がなかったのではないでしょうか?

 

ちなみに、「会計ソフト」の役割としては、
①帳簿入力・作成機能
②経営数値確認
の2つに分けられると思います。

 

上記のうち①の機能で帳簿入力をしない限りは
中身が無い状態のため、②の経営数値確認はできません。
結果として、「①帳簿入力・作成機能」の方が
優先順位が高いものとして活用されるソフトになっていると思います。

 

また、従来の多くの会計ソフトはライセンス契約のようになっていて、
パソコン1台あたりいくらかかる、といった感じで価格設定がされています。

そのため、コスト面を考えると、
あまり多くのパソコンに会計ソフトがインストールされることはなく、
まずは①の帳簿入力機能を使用する経理社員や顧問税理士の
パソコンだけにインストールされているのが「会計ソフト」の特徴です。

 

当然、会社の財務情報を
誰でも見られるのは良くないという理由から
会計ソフトをインストールするパソコンが限定される、
といった背景もあるとは思います。

 

弥生会計の特徴

これまでの中小規模の会社の定番であった
弥生会計ソフトも上記のような特徴があります。

 

弥生会計を触る人が増えるほどライセンスを増やす必要があり、
人数に応じてコストが高くなるという価格設定ですので、
インストールされているPCはおのずと限られてくる傾向にあります。

また、パソコンごとにライセンスが紐づくため、
リモートワーク等で別のパソコンを使用しようと思うと、
連動していなかったり、追加のライセンスコストがかかっていたり、
といったようなデメリットもあります。

 

このような点で、弥生会計は、
社員数が増えたり、経理メンバーが複数いるような会社には、
コストパフォーマンスが悪くなっていく傾向があります。

 

マネーフォワードの特徴

一方で、マネーフォワードを導入すると
上記のようなデメリットを解消できますし、
逆にメリットを感じてもらえる場面も増えるのではないかと思います。

 

マネーフォワードは、クラウド会計なので、
インターネット環境さえあれば、
どのパソコンからでも、また、スマホからでも操作ができます。

急な在宅ワークにも対応できますし、
また、気になったときに、外出先から閲覧することもできます。

 

さらに、
現状のマネーフォワードの価格体系では、
会計メニューについては、何人でも定額で使用することができます。

複数人数で会計ソフトを使用するような会社の場合、
人数課金の要素がある弥生会計と比べると、
圧倒的にコストパフォーマンスも良くなります。

 

また、このような特性があるため、
従来は経理メンバーだけが使用することが多かった会計ソフトを
経営メンバーも手軽に閲覧することができるようになります。

そのため、会計ソフトに備わっている
①帳簿入力・作成機能
②経営数値確認
の2つの役割のうちの「②経営数値確認」が、
経営として活用できるようになります。

 

これまでだったら、経理部や顧問税理士に
「直近の数値を出してもらってもよいかな?」
といった感じで依頼をするようなことが多かったのではないでしょうか?

また、そのような際に、
「●●なので、まだ数値が出ません」
といったような返答もこれまでは多かったかもしれません。

従来型の会計ソフトの場合は、
特定ユーザーしか利用できないブラックボックスソフトであるため、
数値をすぐに出せない本当の理由は定かでなくても、
経理部や顧問税理士に出せないと言われたら、
経営者として経営数値を見たくても
すぐには見ることができない状況がよく起きると思います。

 

それが、マネーフォワードを導入すると、
経営者が経営数値を見たいと思ったときに
タイムリーに自由に自分で見にいくことができます。

また、タイムリーに状況を把握できる状態は、
経営にとってとても重要の要素ですので、
このような点を考えても、
クラウド会計であるマネーフォワードを活用することは
大きなメリットがあると言えるでしょう。

 

まとめ

ということで、
「弥生会計と比べて「マネーフォワードが良い点」」として、
「インターネット環境があれば複数人で使用可能」
という点にについてお伝えさせていただきました。

 

複数のメンバーに経営数値を共有しながら、
一緒に会社を成長させていきたいと思っている経営者であれば、
きっとマネーフォワードはしっくりくると思います。

また、社員数が増えたりして、
複数人で会計ソフトを操作したり、閲覧したりするようなステージや、
在宅ワーク、リモートワークを推進していきたい会社にも
きっとマネーフォワードは便利だと思います。

 

それでは、次回の記事では、
「弥生会計と比べて「マネーフォワードが良い点」」として、
「③経理のためのソフトではなく、会社経営のためのソフトとして活用できる」
という点をお伝えできればと思います。

 

 

関連記事

最近の投稿