【コラム】「Stock」×「マネーフォワード」=最強

情報共有ツール

当サイトでは、未来の事業を作っていくために、
会計スピードをあげていくことの大切さを
お伝えしてきています。

その際に有効なツールとして、
「マネーフォワード」
を強く推薦しています。

 

ただ、経理人材を雇用したリ、
マネーフォワードを導入しただけでは、
会計スピードをあげるにも限界があります。

やはり重要になるのは、
会計スピードを実現するためのベースとなる、
全社最適を意識した業務プロセスづくりです。

 

そして、そのためには、
組織内の情報共有やコミュニケーションを
円滑にしていくことが不可欠です。
これは経理だけのコミュニケーションではなく、
全社的なコミュニケーションのことです。

全社的なコミュニケーションが円滑に実現してこそ、
会計スピードがあがってきますので。

 

そこで、今回は、
「組織内の情報共有・コミュニケーション」
としての素晴らしいツールである
「Stock」
についてご紹介できればと思います。

 

プレスリリース

2020年9月8日に、
Stock社から以下のリリースが出されていました。

情報共有ツール「Stock」(https://www.stock-app.info/)を
運営する株式会社Stock(本社:東京都中央区、代表取締役社長:澤村大輔)は、
DNX Ventures、East Ventures、株式会社マネーフォワード、
株式会社インフキュリオン、永見世央氏、鎌田大輔氏、その他エンジェル投資家から
シードラウンドとして総額1億円の資金調達を実施いたしました。
今回調達した資金は、プロダクト開発・マーケティング体制の強化に活用し、
さらに多くの企業の皆様から情報共有のストレスを無くすべく邁進してまいります。
(※引用元:http://www.stock-inc.co.jp/docs/stock_press_20200908.pdf

 

「Stock」という情報共有ツールを提供している会社の
資金調達のプレスリリースです。

実は、私も「Stock」のヘビーユーザーで、
サービスがリリースされた当初から愛用していて、
事務所の情報共有ツールとして、
今や「Stock」は欠かせない存在になっています。

 

リリース当初から素晴らしいサービスだと思っていましたが、
広告宣伝費をかけずに、2年程度で、5万社に導入されているとのことで、
やはり「Stock」が素晴らしいツールであるという証拠なのだと思います。

 

そのStockを運営する株式会社Stockが、
この度、資金調達をされたとのことですが、
投資家のなかに、このサイトでも一押しの
「マネーフォワード社」がしっかり入っています!

あくまで個人的な思いではありますが、
「Stock」と「マネーフォワード」はとても相性がよく、
かつ、両者とも甲乙つけがたいほどの私の一押しツールです。

なんだか、今後の展開が
楽しみになるような組み合わせです。

 

Stockについて

ということで、今回は、
「Stock」
についてお伝えさせていただきたいと思います。

 

もしかしたら、
当サイトでお伝えしている会計領域の話と「Stock」の話は、
一見、関係ないように思われるかもしれません。

ただ、先ほどお伝えしたように、
当サイトでお伝えしている「会計スピード」をあげていくためには、
会社全体のコミュニケーションが不可欠ですので、
その際に、このコミュニケーションツールとして「Stock」が
とても威力を発揮するのです!

 

そのため、個人的には、

マネーフォワード×Stock=最強コンビ

だと思っています。

 

私の事務所で「Stock」を導入して以降、
どのように変わっていったかですが、
具体的には以下のようなフェーズがありました。

第1フェーズ:事務所内の情報集約
第2フェーズ:情報共有のあり方の協議
第3フェーズ:クライアントの巻き込み

 

コロナで在宅勤務になっても、
「マネーフォワード×Stock」という最強の2ツールのおかげで
情報共有の基礎ができあがっていたので、
その点では問題なく事務所業務は回りました。

そこで、今回は、
私の経験から「Stock」の特徴とすばらしさについて、
上記の3つのフェーズに分けて、
以下で体験談をご紹介させていただきたいと思います。

 

第1フェーズ:事務所内の情報集約

私の事務所では「Stock」を導入するまでは、
主にEメールをベースにした形で、
いくつかのチャットツールをたまに使う、
といった感じの事務所内の情報共有でした。

ただ、「Stock」を導入して以降は、
すべての情報を「Stock」に集約していくことにしました。

 

最初は「Stock」もリリースされたばかりでしたし、
事務所メンバーも使うのが初めてだったため、
いろいろと試行錯誤しながらでしたが、
それまで分散されていた事務所内の情報を
とりあえず「Stock」化していきました。

 

よく使われるチャットツールである
ChatworkやSlackといったものと比べて、
この情報を集約するうえでは「Stock」はとても便利でした。

これまでのチャットツールは情報が流れていって、
後で振り返るのが大変でしたが、
「Stock」は、情報を整理・ストックすることが
メインのコンセプトになっているため、
情報の振り返りがしやすいという利点があります。

 

ChatworkSlackは以下の関係性と表現できます。

主:チャット
従:情報

 

一方で「Stock」は、

主:情報
従:チャット

という関係性になっている点がポイントです。

 

あくまで主が「情報」であり、
情報整理のための「ノート」という機能であり、
そこに付随する機能として
いわゆるチャット的なメッセージ機能があります。

この「主従のバランス」が実に絶妙なのです!

 

私も、クライアントの活用頻度に応じて、
Chatwork、slackも使っていますし、
DropboxやGoogleドライブも使います。
また、LineやLineworks、サイボウズもよく使いますが、
やはり「Stock」が最強です!

 

ちなみに、
一般的なチャットツールと「Stock」の違いですが、
イメージとしてはこんな感じでしょうか。

<一般的なチャットツール>

<Stockのイメージ>

 

つまり、「Stock」のイメージとしては、

紙ノートに鉛筆で情報を整理したり、絵を描いて、
そこに付箋でメッセージを添えて相手に渡す

といったような行為をデジタルにした感じでしょうか。

 

そして、デジタルなので、
情報の中にExcelやWordやPDFといったデータも
情報の中に整理をして差し込めますし、
音声や動画も添付することができます。

あくまで主が「整理された情報」であり、
従として付箋的なメッセージがある、
といった感じです。

この構造とバランスが、絶妙なのです。

 

この「Stock」ですが、
事務所内でも3ヵ月くらい使用すると、
情報共有のベースになっていき、
逆に「Stock」なしでは業務効率を維持するのが
難しくなっている状況になりました。

 

そして気づきました。

「Stock」は使えば使うほど、
情報が整理され、ストックされていくことで、
より価値が出てきて、効果を発揮するということを

 

噛めば噛むほど味が出る「するめいか」のような感じですね。

 

chatworkやslackだと、
使用期間と使用料金の関係性が一定で、
費用対効果も常に一定のような印象なのですが、
「Stock」の場合には、
使用期間が長くなればなるほど価値が高まり、
相対的に費用対効果が高くなる感じなのです。

 

 

第2フェーズ:情報共有のあり方の協議

事務所内での情報共有・整理のベースは
「Stock」を活用していくなかで、できあがってきたのですが、
次第に、いくつかの問題も出てきました。

事務所内でも「Stock」利用のための
最低限のルールは決めながら活用をしていましたが、
やはり使用者によって使い方に少しずつ違いが出てはきますし、
また情報量も多くなると、情報整理の難易度は上がっていきます。

 

それまでは、私が主導で事務所メンバーに
「これからの情報共有・整理はStockに集中しよう」
ということで進めていましたが、
少しずつ疑問の声も上がり始めてきました。

 

定期的にStockの活用ルールを決めるために
打ち合わせをしながらではありましたが、
「●●のような場合にはどうすればよいですか?」
「なぜ、この情報までStockに保存する必要があるんですか?」
「記載ルールを早い段階で決めた方がよいですよ」
といったような形で、少し反発するような声も増えてきて、
メンバーの中で少しStock疲れが出てきている印象でした。

 

何度も議論を重ねるなかで、
私もどのように出口を決めればよいか悩む場面もありましたが、
最終的に、私がメンバーにお願いしたのは、
「自分のためではなく、他者のためにStockを使ってください」
というメッセージでした。

つまり、

自分にとって必要な情報かどうかという視点ではなく、
他者が必要かどうかという視点で、他者のために、
他者が受け取りやすい形で情報を提供・共有・整理すること

という整理でした。

事務所メンバーが完全に納得したかわかりませんが、
一応、この整理で、事務所メンバーの情報共有・整理の意識が、
ある程度まとまったような気がしました。

 

ただ、私が、ここでお伝えしたいことは、
「他者のためにStockを使いましょう」
というメッセージではありません。

私がお伝えしたいことの本質は、

Stockの活用を通じて、
「チームのなかでの情報共有とはどうあるべきか?」
ということを、事務所内で真剣に議論をできたこと自体に価値があった

ということです。

 

このフェーズは個人的には少しきついフェーズでしたが、
「情報共有とは何か」というコニュニケーションの本質を
メンバー間で議論させてもらう機会を「Stock」に与えてもらった、
という点で、「Stock」には感謝しています。

 

規模の大小はあれど、
チームのなかで「情報共有のあり方」について
メンバー間で真剣に向き合うべきタイミングはきっとあると思います。

そして、これに逃げずに、
きちんと議論をして、この壁を乗り越えると、
きっと次のステージに行けるのではないかと思いますし、
逆に、この議論から逃げてしまうと、
結果的にチーム崩壊につながりかねない気もしています。

 

一応、私の事務所では、
なんとか、このフェーズを乗り越えたことで、
事務所内での「Stock」の位置づけが確立され、
迷いも少なくなり、業務効率も一段と上がった気がします。

 

第3フェーズ:クライアントの巻き込み

そして、次のフェーズです。

事務所内の情報共有ツールとして
1年くらい「Stock」を活用してきていた時期だと思いますが、
このころには、私のなかでは、
「外部の関係者をStockに巻き込むことで、
 より業務効率が上がるのではないか」
と思い始めていました。

Slackとかでクライアントからゲスト招待されることもあったのですが、
逆パターンで、私の事務所がクライアントを「Stock」にゲストとして招待して、
「Stock」内で一緒にやりとりをする方が、
絶対に業務効率が上がるという確信を感じていました。

 

そこで、
「Stock」のなかの「鬼ツッコミ」という問い合わせの機能で、
サポートに要望をしてみた。

ちなみに、
サポートがスピーディーかつ丁寧に回答をくれるところも
「Stock」のすばらしさの1つなのですが、
この要望をしたゲスト機能は、
ほどなくして実装化していただけました。

 

早速、トライアル的に、
Slackを使用しているクライアントを
逆に「Stock」でゲスト招待をして
「Stock」も併用いただき、情報共有を始めました。

 

そのクライアントでは、
Slackが社内の情報共有ツールになっていたため、
そのポジションを「Stock」に代えてもらうというのは
あまり現実的ではありませんでしたが、
「Stock」の良さは理解していただき、上手くSlackと併用いただけました。

実際には、
情報の内容やそのときどきの状況に応じて、
「Slack」 vs 「Stock」
という構図が生まれる場面もありましたが、
情報整理という点では「Stock」が圧勝します。

 

ただ、今では両者のメリット・デメリットに応じて、
上手く使い分けがされている状況です。

また、途中から、
Slackと「Stock」の連携の機能を実装いただいたので、
より両者の併用がしやすくなったと思います。

 

このような感じで、
外部を「Stock」に巻き込む形を少しずつ増やしていった結果、
今まではクライアントとのやり取りが「点と点」のような感じだったのが、
自然と「面と面」といった感じのやりとりに変わっていきました。

コニュニケーションの質と効率が
さらにアップした感じです。

 

Stockの特徴:個人的ベスト3

以上のような感じで、

第1フェーズ:事務所内の情報集約
第2フェーズ:情報共有のあり方の協議
第3フェーズ:クライアントの巻き込み

という3つのフェーズを経て、
私の事務所では「Stock」の共有メンバーの数の増加とともに、
業績も拡大してきた感じです。

 

おそらく「Stock」を利用し、
その使い方を考えてきたなかでは、
上位1パーセントに入るのではないかと、
勝手に思っています。

「Stock」については、
本当に時間をかけて取り組んできたこともあり、
お伝えしたいことは、いろいろとありますが、
長くなってきましたので、最後に「Stock」の特長について
個人的に思っている3点に触れて終わりにしたいと思います。

 

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①鬼ツッコミ機能

いわゆるサポートへの問い合わせや
機能改善要望といったための機能ですが、
返信のスピードがとても早いです。

このサイトでも「会計スピード」といった感じで、
「スピード」をテーマにしていますが、
やはり「スピードの速さ」は、すべてを凌駕する武器ですので、
この点でStock社のサポート体制は素晴らしいと思っています。

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②シンプルな構造

サービスリリース後、少しずつ機能改善をされていますが、
基本的なコンセプトである「シンプル」なつくりという点は、
一貫して維持されています。

まさに、
「Simple is best」
というのが当てはまるツールと言えます。

シンプルさを捨てるのは簡単ですが、
シンプルを貫くのはとても難しいことだと思います。

とくに多くのユーザーに愛用されだすと、
いろいろな要望が上がってきていると思います。

そのなかで、基本コンセプトである
全体の作りのシンプルさは維持しつつ、
有効な機能改善をしていくというのは、
高いレベルの経営判断が求められると思います。

この点で、とてもすごいな、と感じています。

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③階層が深くできない

「Stock」には、
情報整理のメイン領域である「ノート」
束ねるための「フォルダ」があります。

いわゆるルーズリーフのノートを
挟み込むバインダーのようなイメージでしょうか。

この「フォルダ」について、
グルーピングすることはできるのですが、
それにより階層を1つ作ることはできます。

但し、それより深い階層は作ることができません。

通常の「フォルダ」であれば、何階層も作れると思います。
たとえば、Dropboxでも階層を深くするのは簡単です。

一方で「Stock」では、この階層作りが、
1つしか作れないという特徴があります。

当初は、これが不便だと感じていました。

但し、使っていくうちに気づきました。
「階層が作れないことにこそ価値があるのではないか」

ここも、先ほどと同様に、
シンプルさが貫かれている印象ですが、
シンプルだからこそ意味があるような気がしてきました。

すぐに階層を作ろうとしてしてしまう習性が、
逆に思考を複雑化させ、他者からはわかりづらい
ブラックボックス化が進んでしまう原因なのだと考えるようになりました。

階層が作れないという制約の中で、
どのように情報を整理・編集していくか。

これを考えることこそ、
思考の整理につながるのではないか、
と今では思っています。

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その他にもお伝えしたい特長はありますが、
とりあえず今回はこのくらいでと思います。

今回のStock社の資金調達により、
今後は機能改善やいろいろな連携が増えてくると思います。

そのなかで、きっと要望も増えてくると思いますが、
是非、Stockの長所である「構造のシンプルさ」については、
維持してもらいたいな、と個人的には思っています。

 

まとめ

ということで、今回は「Stock」について
お伝えをさせていただきました。

まだまだお伝えしたいことはありますが、
とりあえず今回はこのあたりで、と思います。

 

いずれにしましても、
今回のStock社の資金調達により、
私のなかのお気に入りツールの上位2つである
「マネーフォワード」と「Stock」のコラボが実現し、
今後の展開がとても楽しみになりました。