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Vol.11 月次決算スピード達成のための「マネーフォワード」vs「freee」

  • 2020.7.6

会計スピードの大切さはわかっているけど・・・

会計スピードの大切さはわかっていても、
なかなか社内の会計数値が速くできあがらない、
というお悩みを抱えられている経営者も多いと思います。

その原因は会社ごとに様々だと思いますが、
今回はそのなかでも「ツール」の側面について
お伝えできればと思います。

昔と違い、いろいろなツールが存在します。
本当に便利になりました。

そのなかの1つとして、
「会計ソフト」
もツールの1つになります。

 

会計ソフトは、
会計スピードを速めるうえでは欠かせないツールです。

 

会計ソフト

上場企業は独自のシステムを構築したり、
比較的しっかりした会計ソフトを使っていますが、
小さな会社の場合、シェアでいうと、おそらく
「弥生会計ソフト」
がダントツに多いと思います。

私自身も数年前までは、
弥生会計が手軽で、便利で、コストも安く、
最適な会計ソフトであると思っていました。

 

但し、2015年頃にクラウド会計を経験して以降は、
あまりの便利さに、クラウド会計移行を即決し、
今は、完全にクラウド会計に依存しています。

新規で引き受けるクライアントも
クラウド会計を活用することを条件にしています。

 

ちなみに、
クラウド会計の分野では、おそらく、
・マネーフォワード
・freee
がシェアを二分していると思います。

おそらく、今後数年で、
弥生会計のシェアをさらに奪っていき、
クラウド会計が主流になると思います。

この流れは止まらないと思います。
明らかに付加価値が違うと感じるからです。

 

もし、まだクラウド会計へ移行していない経営者は、
速めにクラウド会計へ移行した方が良いと思っています。

会計スピードが全く変わってきます。

たかが「会計ソフト」と思うかもしれませんが、
会計ソフトの違いが、経営力に大きな違いをもたらし、
経営としても時代に乗り遅れるリスクがあると思います。

 

マネーフォワードvs freee

なぜクラウド会計なのか?

この点については、
今後、あらゆる視点でお伝えしていきたいと思っていますが、
今回はよく聞かれる質問について最初に取り上げみたいと思います。

 

「マネーフォワードとfreee、どちらがよいですか?」

 

この質問は本当によく聞かれます。

両者とも会社として株式上場もしましたし、
今後も資金調達をさらにしていくと思いますので、
いろいろな機能アップをしていくでしょう。

おそらくですが、
両者とも特性は少しずつ違っても
できることは大きく差があるということは無いと思います。

仮にどちらかが良い機能を開発すれば、
もう一方も類似の機能を開発する、
といった感じになっていくと思います。

 

但し、私は
「マネーフォワードとfreee、どちらがよいですか?」
という質問をされた場合、
こう答えています。

———————————–
マネーフォワードの方がよいです
———————————–

 

なぜマネーフォワードなのか?

実際に機能的には
大きな差はないのかもしれませんが、
私は断然「マネーフォワード」派です。

 

個人事業主や、小規模で業務をする会社の場合には、
もしかしたらfreeeの方が良いのかもしれません。

但し、私の場合には、
会社成長・拡大していくなかで組織化していくステージの会社が
クライアントであることが大きな理由になっているのですが、
このようなステージの会社には「マネーフォワード」が良いと思うのです。

企業成長や拡大を目指す会社や
当サイトでお伝えする「会計スピード」の本質を考えた際に、
マネーフォワードの方がしっくりくるからです。

 

そのため、新規で業務依頼をいただく際には、
まずは会計ソフトとして「マネーフォワード」を強く推奨します。
私が実践しようとするサービスにおいて
必須アイテムだと思っていますので。

なかには、
「すでにfreeeを使っています」
という新規のクライアントもありますが、
お願いをして「マネーフォワード」に代えてもらっています。

マネーフォワードでなければ、
私が提供させていただくサービスの価値を
最大限に発揮できないことをお伝えすると、
すべての経営者はすんなり変えてくれます。
(すぐに移行ができるということは本質的な機能には違いがないのだとは思います)

 

ということで、
私のクライアントは今はfreee利用会社は0社で、
マネーフォワード利用会社は数十社
といった極端な感じになっています。

 

結論

なぜマネーフォーワードなのかについて、
一言でお伝えできなくて申し訳ないのですが、
今後、マネーフォワードのことも触れる機会はちょこちょこあると思いますので、
そのなかから感じとっていただければと思います。

繰り返しになりますが、
これから成長・拡大していく会社、
経営管理をしっかりしていきたい会社、
という前提で考えた場合に、
私は「マネーフォワード」派だということになります。

 

 

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