少し前から注目されている組織形態として
「ティール組織」があります
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ティール組織の特徴としては、
・権限移譲、フラット
・自主的経営、セルフマネジメント
・スタッフ機能を小さくする
といったようなことが挙げられると思います
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このような組織はIPOに馴染むのでしょうか?
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現実的には、ティール組織を追求しながら、
IPO準備をしていくのは、かなり大変だと思います
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最近のIPOはガバナンスの強化がより求められますし、
会計・経理等の専門領域もより高度になっています
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このようなIPO準備に耐えうる組織としては、
一般的には従来型の組織マネジメントを
意識したものとなっている気がします
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IPOをする組織とは、いわゆる「オレンジ組織」を
より進化させていくようなイメージに近いでしょうか
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たとえば、以下のような記事もありました。
https://tebanasu-lab.com/column/6414/
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上場準備まで進めていた会社が、
管理と統制が求められる上場企業とは真逆の
ティール組織への移行を宣言して進めているという内容です
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当然、上場会社や上場を目指す会社でも
ティール組織を実現できる可能性はあると思います
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但し、規制が年々厳しくなる上場会社とティール組織とでは、
やはり大きな思想の違いがある気がします
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上場会社で前提とされている、
比較的「オレンジ組織」に近い形をベースにした
管理体制も当然、有効な組織形態になる場合もあります
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どちらが良い、悪いというものでは当然ありませんが、
中途半端での取り組みは逆効果になると思いますので、
IPOを目指すのか、ティール組織を目指すのか、
経営者として経営判断は必要だと考えています