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Vol.105「成長後にシステム投資」時代から「まずシステム投資して成長加速」時代へ

  • 2021.1.27

業務フローとシステム

今の時代、あらゆる業務が、
ITシステムなしでは回らない状況だと思います。

最近のDX化の流れのなかで、
多くのサービスが出てきていますし、
この傾向はより加速していくと思います。

 

そのなかで、
会計や業務フローを支えるシステムとして、
私としては「マネーフォワード」をお勧めしています。

会社のなかのあらゆる業務をつなげて、
最終的な会計や税金計算の領域まで一気通貫でデータ化でき、
かつ、コスト的にも導入がしやすいものとなると、
やはり「マネーフォワード」になると思っています。

 

中小企業の実態

大企業であれば、独自のシステムを開発したり、
コストをかけてSAPのようなものを導入したりができますが、
中小規模の会社にはなかなかそこまでは難しいと思います。

中小企業には、コスト的にも難しいとは思いますが、
それ以上に、組織自体が固まっていなかったり、
業務分担や業務フローができあがっていない状態で、
業務が属人化したり、頻繁に組織が変わることも多いと思いますので、
システム化が難しいという状況かと思います。

 

従来は、このような中小規模の会社は、
仕方なくExcelを駆使したり、
低コストで、業務にピンポイントで役立つソフトを購入して、
業務の一部に取り入れる、といったくらいだった思います。

これまでは、会社を成長させて、大きくしたうえで、
資金的にも人的にも余力ができてから業務システムへ投資をする、
という順序だったと思いますが、
これだと、相当な長い道のりになりかねません。

 

ただ、このような中小規模の会社にとって、
マネーフォワードが状況を変えてくれそうな時代になりました!

企業規模が小さいうちから
いろいろな業務をデータでつなげて会計まで連動させる、
といった大企業がこれまで実施してきたことを、
低価格で、かつ、クラウドシステムとして導入できるようになったのです。

 

つまり、
—————————
従来成長してからシステム投資
     ↓
今後まずシステム投資することで成長加速
—————————
という形で順序を変えることができるようになったのです。

 

マネーフォワードの登場で、
会社の成長速度を速めることができるようになった、
と言えると思います。

 

小さなうちの方が実は有利

実は、企業規模が大きくなってから、
システムを導入するのは本当は大変です。

業務も複雑になっていますし、
いろいろな人が、いろいろなことを要求するので調整だけでも大変ですし、
すべての要望を聞き入れていたら、カスタマイズだらけのシステムになり、
コストが高くなる一方で、メンテナンスも大変になります。

大企業ゆえの状況だと言えます。

 

そう考えると、
システム投資は会社規模が小さいうちの方が絶対に効果的
だと思っています。

たとえば、
————————————————————————–
・まだ業務が固まっていないので、システムに合わせ業務の基礎固めができる
・小さいうちに基礎を固められるので、規模が大きくなっても業務が複雑化しない
・導入に時間がかからないので、システム投資の効果がすぐに出やすい
・小さいうちに基盤を作るので、成長後のシステム投資も低コスト運用ができる
————————————————————————–
といったようなことが考えられます。

 

そのため、会社規模が小さいからこそ、
積極的に「マネーフォワード」を導入して、
業務フロー改革を、先に実施しておく方が良いと考えています。

従来は、このようなことをしたくてもできなかった時代でしたが、
今はできるようになった時代なので、
経営者としては、率先して決断する価値があると思います。

 

マネーフォワードで本当に大丈夫なのか?

但し、
「本当にマネーフォワードで大丈夫なのか?」
という懸念もあるかもしれません。

このようなシステムは
一度導入したら他に変更しづらいので、
やはり最初に何を導入するかは、確かに慎重になるかと思います。

 

ただ、あくまで私見ではありますが、
これまでの私自身の導入経験を踏まえると、
マネーフォワードで対応できない会社は、
ほとんどないと考えています。

 

私自身がマネーフォワードのあらゆる機能を活用して、
月次決算はリアルタム(0日)で実現できていますし、
業務もかなり効率化できています。

また、私自身、これまで30~40社程度のマネーフォワード導入実績がありますが、
導入効果の程度は、当然、会社の状況によるのですが
マネーフォワードを導入して状況が悪化したという会社は基本的にはありません。

 

業種によって、親和性が高い、低い、
といった違いも確かにあるかもしれませんが、
基本的にはどの業種でも大丈夫だと思います。

どちらかというと、
業種というより、経営者の姿勢の方が、
効果を発揮できるかという点では大きく影響する感じでしょうか。

 

いずれにしましても、
「本当にマネーフォワードで大丈夫なのか?」
という懸念について、
基本的には問題ないというのが私の結論となります。

 

ということで、
今回はお伝えしたかったのは、繰り返しになりますが、
—————————
従来:成長してからシステム投資
     ↓
今後:まずシステム投資することで成長加速
—————————
という点になります。

 

是非、企業成長のために
マネーフォワード導入を先に実施したうえで、
業務フローの基礎作りをしてみてはいかがですか?

 

 

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