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Vol.72 マネーフォワード月次決算!

  • 2020.12.3

月次決算の早期化

このサイトでは、
月次決算のスピードをあげることが、
経営管理のうえで、とても重要であることを繰り返しお伝えしています。

そして、月次決算のスピードを速くするためには、
クラウド会計の利用は必須であると考えておりまして、
その際に、もっともよいツールとして「マネーフォワード」を推奨しています。

 

とくに、今後、企業成長をして
事業拡大をしていこうと考えている経営者にとっては、
マネーフォワードは欠かせないツールになることは間違いありません。

そこで今回は改めて
マネーフォワードの特長について、
お伝えしてみたいと思います。

 

マネーフォワードの利用料金

きちんと経営管理・業務効率化をしたい会社にとって、
マネーフォワードで実現できることを考えると、
費用対効果が抜群に良いといえるでしょう。

効率化により、

・経理の単純作業の大幅削減
・自動化による人的ミスの削減
・スピード化の実現

といったことが可能になります。

 

そこで気になるのはマネーフォワードの料金だと思いますが、
ずばり年額で59,760円となります!

5名までの会社であれば、
この年額59,760円ですべての機能が使えます。

もう少し安いプランで
年額35,760円のプランもありますが、
きちんと経営管理していこうとする会社にとっては、
若干スペックが劣るので、ここはケチらずに、
年額59,760円のビジネスプランを選択しましょう。

 

このプランでは具体的には下図にあるような機能が全て使えるため、
会計というより、業務全体でクラウドツールが使えたうえに、
そのデータを会計へ自動連係できるという、とてつもなく便利なプラです。
コストパフォーマンスは圧倒的です。

※マネーフォワードのホームページより引用

 

また、5名を超える会社については、
たとえば、給与のツールや経費のツールについて、
6名以上は、若干の人数課金がされてきますが、
コストパフォーマンスを考えれば、
ここは気にせず、課金して使っていきたいところです。

必ず元はとれますし、
逆に業務効率は確実に上がりますので。

 

ちなみに、中小企業のなかで
従来からシェアが圧倒的に大きかった弥生会計は、
年額で4万円程度です。

ただ、この弥生会計の料金は、
あくまで「会計メニュー」だけの料金であることや、
基本的に1人しか使用できないパッケージとしての金額です。

 

マネーフォワードは、
年額59,760円で、何人でも会計メニューを使用できますし、
その他の給与計算や、請求書発行といった機能も使用できますので、
実質の割安感を考えると、
圧倒的にマネーフォワードの方になるかと思います。

 

業務の効率化

コストパフォーマンスの良さがどれくらいになるかは、
会社によって異なるかと思いますが、
マネーフォワードのホームページに以下の図があり、
これによると、作業工数が半減するようなイメージです。

 

※マネーフォワードのホームページより引用

 

個人的には、会社規模が大きくなればなるほど
この時間削減率が上がっていくと感じています。

また、会計だけでなく、
すべての業務をきちんと設計したうえで、
そのなかに、請求書とか、給与計算とか、経費精算とか、
といったマネーフォワードのツールを組み込むことで、
効率化の度合いはさらにアップすると思います。

 

私の肌感覚ではありますが、
20人~30人規模の会社の場合で、
会社全体の業務設計をきちんとしたうえで、
マネーフォワードを徹底的に使いこなすことができれば、
全体の作業量を1/5~1/10くらいまで
削減できる可能性があるといった印象です。

そのうえで、業務スピードが上がり、
月次決算のスピードも当然速くなります。

 

今後のデジタル化の流れにマッチ

現在、政府でもデジタル化を推進していますが、
このなかで会計・税務領域では、
電子帳簿保存法、スキャナ保存法というのが、
ポイントになってきます。

また、年末調整の電子化や、
インボイス制度の導入といったなかで、
確実にデジタル対応のツールが必須になってきますが、
マネーフォワードは当然これらに対応するツールになってきますので、
時代の流れにマッチしたツールと言えるでしょう。

 

逆に、早くマネーフォワードのようなツールに
乗り換えていかないと、経営戦略的にも
他社に後れをとってしまうリスクとなってしまいます。

 

このような背景においても、
マネーフォワードを使用しない理由は見当たりません。
切替えによる手間や、やり方を変えることに対する人間の本能的な拒否反応・抵抗が、
実質的には最大の導入ハードルだと思います。

 

今後のマネーフォワードの世界観

今でも業務全体をカバーしつつあるマネーフォワードではありますが、
今後はさらに、この領域を広げていくイメージのようです。

シンプルな図ではありますが、
以下の図にあるように、
「マネーフォワードクラウドERP」
という感じをより実現していく感じのようです。

※マネーフォワードのホームページより引用

 

これから成長拡大していこうとする会社にとっては、
とても魅力的な流れだと思います。

これまでは、このようなERP導入するには、
相当なコストがかかったと思いますが、
マネーフォワードでのERP導入をした場合には、
おそらくですが、かなり低コストな形で実現ができるのではないでしょうか。

 

また、これまでマネーフォワードに実装されておらず、
実装してほしかった機能である
・固定資産管理
・債務支払
といったあたりも近々リリースされるようです。

 

マネーフォワード月次決算

ということで、今回は、
改めてマネーフォワード導入のメリットや効果を
お伝えさせていただきました。

月次決算の早期化を実現するには、
このマネーフォワードの力なくして難しいと思っていますので。

 

今後のマネーフォワードの戦略としては、
中堅企業やIPO準備会社、上場会社へ
サービス提供を拡大していくようです。

そのため、
IPOを意識している会社で、
月次決算の早期化を実現したい会社は、
是非マネーフォワードをフル活用してみていただければと思います。

 

※参考:マネーフォワードツールはこちら

 

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