記事一覧

Vol.30 マネーフォワード vs RPA

  • 2020.8.7

RPA

世の中のデジタル化が進む中で、
「RPA(Robotic Process Automation)」
に関する情報も増えてきました。

私が最初にRPAに興味をもったのは、
2017年くらいだったと思います。

RPAのことは全く存在も知らなかったのですが、
知り合いの社長から
「最近、当社はRPAの代理店をはじめまして・・・」
という形でRPAを紹介されました。

 

私は、これまで会計領域や
業務プロセスの整備といった領域のコンサルティングをしてきましたが、
クライアントへ提案をするときのキーワードは、
「標準化」「自動化」「効率化」
といったようなものでした。

標準化して、効率化して、
最終的には自動化する。

このような形を実現できるような業務の流れを考え、
構築支援をするといったことが今まで多かったのですが、
この私の考え方と「RPA」がとてもしっくりきました。

 

知り合いの社長にRPAを紹介された瞬間に、
「是非、使いたいです」
ということで、トライアルを申し込みました。

 

RPAを上手く活用できないのはなぜ?

そして、実際に「RPA」を使ってみました。

最初に操作を覚えるのは少し大変ではありましたが、
自動的にロボットが動く仕組みを作るのは、
個人的には楽しくて最初は結構頑張りました。

 

但し、結局1~2ヵ月くらいで、
RPAを活用するのは断念しました。

やはり現実は、そう簡単ではなく、
私の事務所のような小規模ベースの業務の場合、
RPAを活用するイメージがもてなかったからです。

中規模以上の会社で、
単純作業がそれなりのボリュームあるような会社には、
きっと適しているのだと思いましたが、
私の事務所では、どう頑張ってもRPAを活用する方が、
手間が数倍かかってしまいました。

 

当初は、どうしてもRPAを使いたかったので、
「うちの事務所の業務が標準化していないから、
 RPAを上手く活用できていないのかな・・・」
と悩んだりもしました。

いろいろと考えたり、
RPAを活用している事例も調べました。

 

そして、ある結論に達しました。

———————————–
マネーフォワードを活用しているから、
RPAが活躍する場面がないのではないか?
———————————–

 

このように感じた背景を、
今回はもう少し記載をしてみたいと思います。

 

RPAが活躍している現場とは?

RPAを販売している会社の社長からは、
「いくつかの会計事務所とかで、
 少しずつRPAの活用を始めて、
 単純作業がかなり削減されていますよ」
というように聞いていました。

最初はこの話を何気なく聞いて、
私もRPAを活用したいと思いました。

そして、その瞬間から、
RPAを利用することが目的になっていました。

 

但し、私自身は結局、
RPAを上手く活用できる場面を創出できなくて
どうしたものかと考え込んでいるなかで、
改めてRPAを活用している事例を
より具体的に調べてみました。

すると、あることがわかったのです。

———————————–
うちの事務所の業務は、
そもそもRPA化するような単純作業自体が
かなり少なくなっているから、
RPAが活躍する場面がないのではないか
———————————–

 

他社でRPAを活用している場面を具体的に教えてもらうと、
「なぜ、そのような単純作業やアナログ作業を人がやっているの?」
という場面がかなりありました。

そして至った結論が、
—————————————–
そもそも業務の自動化・効率化・デジタル化が
遅れている会社にはRPAはフィットする一方で、
すでに自動化・効率化・デジタル化が進んでいる場合には、
RPAを活用する場面があまりない
—————————————–
ということです。

 

このことに気づいた瞬間に私のなかでスッキリして、
RPAを活用することを目的にするのはやめました。

本当はRPAを活用したかったのですが、
「RPAを活用する場面がないほど
 自動化・効率化・デジタル化が進んでいるのだから仕方ない。」
とポジティブに考えることにしました。

 

いずれもう少し高い次元でRPAを活用したい、
という野望はもっていますが、今はその思いを封印して、
小規模事務所に適した自動化・効率化・デジタル化を目指しています。

 

マネーフォワード vs RPA

そして、先ほど、私の事務所の場合、
「RPAを活用する場面がないほど
 自動化・効率化・デジタル化が進んでいるのだから仕方ない。」
とお伝えしましたが、
これが、まさしく「マネーフォワード」活用といえます。

 

つまり、私の結論としては、
以下のように今は考えています。

———————————
マネーフォワードのそもそもの機能の中に、
RPAで自動化したいような部分が
標準機能として装備されているため、
マネーフォワードをフル活用していれば、
RPAを活用する場面は少なくなる
———————————

 

たとえば、
これまで人が手入力していたようなデータがある場合、
RPAを上手く活用すると、それがかなり自動化できる、
といった特徴があると思います。

但し、マネーフォワードを導入している場合、
RPAにコストをかけてロボットが動く仕組みを作るまでもなく、
そもそもマネーフォワードの標準機能として、
自動的にデータができる仕組みが組み込まれているのです。

 

そう考えると、
マネーフォワードはとても優れものです。

 

マネーフォワードは、
RPAに払うお金の1/10以下の料金で使用できます。
そのうえ、すでにRPA的機能が
マネーフォワードには実装されているのです。

 

RPAを導入しようとする前に、
マネーフォワードは既に導入していますか?

 

 

関連記事

最近の投稿