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Vol.142 会計ソフトで「部門別」管理をするうえで気をつけたいこと

  • 2021.6.17
会計の部門設定を考える際には、
「組織は変わり続けるもの」
という前提を忘れないようにしましょう

 

組織化していくなかで、
通常は事業部部門にわけて、
マネジメントをしていくと思います
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この場合、
事業部や部門ごとの業績を明確にするため、
それぞれの部署の損益数値を作成したくなると思います
 ↓
会計ソフトには、一般的に
部門別で数値登録できる機能があるため、
部門別損益を管理したい場合には、
この会計ソフトの機能を使うのが便利です
 ↓
実際に、会社が大きくなり組織化していく過程で、
会計ソフト上の部門管理も活用していく会社は多いです
 ↓
但し、ここで、
よく生じる問題があります
 ↓
経営者は、常に
「あるべき組織の形」
というものを考え続けるものです
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ファーストリテイリングの柳井さんも
「一勝九敗」という書籍の中で、
「毎日でも組織図を変えたい」
といったようなことを書かれていました。
 ↓
私のクライアントの社長も、
頻繁に組織図・組織形態を変えたがります
 ↓
その結果、起きることは、
会計ソフトの部門登録も変わり続け、
会計の方の管理が大変になるという状況です!
 ↓
単純な業務管理の視点だけで考えると、
一度決めた部門や設定がある程度は継続していくのが
理想的なのですが、こればかりは仕方がありません
 ↓
ある程度、組織規模が大きくなると、
組織図のベースとなる部分は安定感が出てくると思いますが、
ベンチャー企業の場合には、
安定感がないところが良い点でもあり、強みでもあります
 ↓
ということで、
会計ソフトの部門設定は便利な機能である反面、
最初から凝った設定や細分化しすぎると、
メンテナンスの方が大変になってしまうのです
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そのため、
「組織は変わり続けるもの」
という前提で、ある程度汎用性があるような形の
会計の部門設定を考えてみていただく思考も重要だと思います
 ↓
経営者としてのこだわりを
そのまま会計ソフトに反映しようと思うと、
逆に大変になり、効率も悪くなってしまいますので

 

 

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