記事一覧

Vol.140【IR】マネーフォワード社は東証一部へ移行します

  • 2021.6.15
マネーフォワード社は、東証一部へ移行します!
会社としての安定感・成長性が見込まれている証拠でしょう

 

今回は「マネーフォワードクラウド」を運営している
マネーフォワード社の情報についてです
 ↓
これまで「マザーズ市場」に上場していましたが、
今後は「東証一部」へ鞍替えするとのことです
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3994/tdnet/1985714/00.pdf
 ↓
以前より、
「早期の東証一部、
 また今後のプライム市場への上場を目指す」
と公表されていましたので予定通りではありますが、
予想以上に早いタイミングと感じました。
 ↓
マネーフォワードクラウドは便利なソフトですが、
運営会社がしっかりしていてこそ
今後の安定的なサービス提供が可能になります
 ↓
東証一部への上場が承認されたということは、
会社としての安定性も認められたということだと思いますので、
サービスのユーザーとしても安心ですね
 ↓
ちなみに、連続して以下のIRが公表されました
 ↓
1つ目は、
「中長期的な企業価値向上のための投資方針に関する説明資料」
です
 ↓
ここで説明されていたのは以下のような内容です

・『マネーフォワード クラウド』 の課金顧客数をベースとした月次解約率は、
 2021 年 11 月期第1四半期における3か月平均で 1.0%と、
 一般的な SMB 向けSaaSサービスと比べても低い水準である

・2019 年における国内の会計・給与サービス全体の支出額に占める
 クラウド会計及びクラウド給与への支出額はそれぞれ18%、12%であり、
 他国と比較して低い水準にとどまっている

・他国では徐々にクラウド化が進んでおり、
 日本においても中長期でクラウド化率がさらに向上していくものと考えられる

・国内SaaS市場が急速に拡大する間に
 積極的な認知強化・新規顧客獲得のための先行投資を行うことが、
 中長期的な企業価値・株主価値の向上に資するとの判断し、先行投資を積極的に実施

・今後においても、国内SaaS市場の状況や、競合企業との競合状況に加え、
 一顧客当たりの獲得費用、課金顧客の解約率といった財務指標に留意しつつ、
 顧客数の増加及び顧客当たり単価の向上による安定的な収益基盤の確立を目指し、
 相応の認知強化・新規顧客獲得のための先行投資の投下を継続していく

・先行投資の金額については今後も拡大することを想定しているが、
 国内におけるクラウド会計・給与等の浸透率の水準の高まり、
 すなわち市場の成熟に伴い、相応の利益を計上することが可能になると見込む

・これらの投資は、自己資金及び金融機関からの借入を財源に行っている

 ↓
もう少し先行投資期間が続きそうですね
 ↓
そしてもう1つのIRとして、
「合弁会社(連結子会社)の設立に関するお知らせ」
が公表されました
 ↓
概要としては、
三菱UFJ銀行と一緒に
中小企業向けオンラインファクタリング事業及び
請求代行事業の開始を目的とした合弁会社の設立する
という内容です
 ↓
三菱UFJとの取組みということで、
大きな取組みですね
 ↓
おそらく、マネーフォワード社の経営も安定してきて、
かつ、サービスも広がってきているなかで、
今後もいろいろな事業提携が増えてくると思います
 ↓
というのも、
マネーフォワード社は先行投資をしながら、
個人や法人のお金の流れの情報を収集してきているからです
 ↓
このような情報は、
今後あらゆるビジネス・会社にとって
魅力的なデータになると思いますので、
いろいろな事業提携が生まれてくると予想しています

 

 

関連記事

最近の投稿