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Vol.151 クラウド会計 vs Excel

  • 2021.10.5

クラウド会計導入による「一手間」「二手間」の削減

クラウド会計は、
いろいろなソフトからデータを直接連携できるため、
会計入力時にこれまで実施していた数値転記や、
Excelデータのインポートといった、
一手間、二手間をかなり削減ができます。

 

この「一手間」「二手間」を削減できることは、
業務の中ではとても重要です。

この「一手間」「二手間」があるがゆえに、
面倒くさくて後回しにしてしまったりして、
結果として業務がたまり、内容がわからなくなり、
調べるの時間がかかったりしますので。

 

何よりも、会計入力が滞ると、
会社の客観的な経営数値をもとにした現状把握がタイムリーにできなくなり、
経営数値管理ができない状況に陥りますので、
会計入力のための「一手間」「二手間」の削減はとても重要と言えます。

 

クラウド会計導入によるExcel依存脱却

私自身、クラウド会計を導入してからは、
格段に入力スピードや効率が上がりました。

 

従来、入力工程で実施していた、
・手による数値転記
・Excelでのデータ作成
・Excelデータのインポート
といった業務は本当に少なくなりました。

今では、クラウド会計無しでの会計業務は、
想像できない状況です。

 

数値を扱う業務の場合にはExcelは必須ツールだとは思いますが、
マネーフォワードを活用するようになってからは、
何でもかんでもExcelを介して数値を作っていく、
といった感じはなくなりました。

そして、いろいろな便利なソフト・ツールがあふれている最近においては、
「できる限りExcelを使用せずに、
 クラウド会計やその他ソフト・ツールで完結するべき」
といった思いも抱くようになり、
この考え方でいろいろな業務工程を考えてきました。

 

Excelだとどうしても属人化しがちですので、
会社全体の業務を標準化するうえでも
Excelから脱却した方がよいと感じたからです。

 

最近感じていること

ただ、最近は少しExcelを見直し始めています。

というのも、
クラウド会計やその他ツールだけでは、
どうしても解決できない領域があることも改めて実感したからです。

 

決して、クラウド会計やその他の便利なソフトを否定しているわけではなく、
できる限り、それらのソフトはフル活用したいという大前提はあります。

但し、それだけだと思うようなデータが作れなかったり、
小回りが利かなかったり、といったことがあるのも事実です。

その点、Excelはやはり便利です。
小回りが利きますし、
自分のイメージしたフォーマットを実現することができます。

 

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マネーフォワードやその他連携できるソフトをフル活用しつつ、
Excel利用の方にメリットがあると感じ場面では、
やはりExcelを上手く併用・組み合わせながら業務作りをする
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こんな感じで最近は柔軟に考えています。

 

私がExcelを少し見放しているうちに、
Excelも結構進化していること気づきましたので。

 

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