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Vol.99 マネーフォワード導入のメリット⑧/開発スピード早い

  • 2021.1.19

マネーフォワード導入のメリット

Vol.91の記事のなかで、
「弥生会計と比べて「マネーフォワードが良い点」」
として以下を挙げさせていただきました。

———————————————–
①リアルタイムに預金や法人カードデータを自動取得
②インターネット環境があれば複数人で使用可能
③経理のためのソフトではなく、会社経営のためのソフトとして活用できる
④会計を各業務と連携して業務フロー化できたり、コスト低減が見込める
⑤複数ウィンドウを同時に開けて作業効率が高い
⑥デジタル化・ペーパーレス化・リモートワーク化がしやすい
⑦成長していく会社として税理士に依存しない仕組みを構築できる
⑧開発スピード早く、機能改善余地もまだまだ期待できる
———————————————–

 

今回は、このうちの
「⑧開発スピード早く、機能改善余地もまだまだ期待できる」
について、もう少し具体的にお伝えをさせていただきます。

 

弥生会計の「安定感」

まず定番の「弥生会計」ですが、
こちらは、長年、中小企業に愛用されており、
とても使いやすいソフトです。

基本的な機能はそろっていますし、
価格的にも導入しやすい金額です。

 

そのため、
おそらく5年くらい前までは、
会社設立時や、中小規模の会社は、
とりあえず「弥生会計」から始めるといった状況が、
かなり多かったのではないかと思います。

当然、今でも、そのような傾向はあるかもしれませんが、
ここ数年はクラウド会計が台頭してきていますので、
状況は少し変わってきていると思います。

 

但し、長い歴史のなかで
多くのユーザーに愛用されてきたことを考えると、
機能面については一定の「安定感」があるのは事実です。

 

マネーフォワードの「期待感」

一方で、「マネーフォワード」の方は、
弥生会計と比べて安定感があるかというと、
まだまだ不安定な面はあるのではないかと思います。
歴史がまだ浅いですので。

 

但し、5年前くらいに
マネーフォワードの担当者をお話している際に、
「弥生会計が備えている機能は最低限装備する、
 というスタンスで開発は実施してきています」
とのお話がありました。

 

実際に、5年くらいマネーフォワードを使用していますが、
弥生会計と比べて、機能面で劣る面は、
消費税申告書作成機能や固定資産台帳機能、
といった付随的な機能くらいで、
日々の会計処理という点では全く遜色ありません。

逆に、弥生会計がもっていない
多くの素晴らしい特長や機能があるため、
その点で、総合的に考えて、
マネーフォワードの方が機能面でも優位性はあると思っています。

 

そして、何よりも、マネーフォワードには、
弥生会計にはない「期待感」があると個人的には感じています。

なぜかというと、
それは「開発スピードが早い」からです。

 

たとえば、マネーフォワードの場合、
毎月、機能改善のレポートがあがってきます。
この開発のスピード感は、弥生会計には無い気がします。

弥生会計は、基本的には、
毎年1回バージョン更新がありますが、
そのタイミングでマイナーな機能改善がある程度の印象ですが、
マネーフォワードの方は、日々、機能改善がされている、
といった印象です。

 

ここに、個人的には、
「期待感」を感じずにはいられません。

 

マネーフォワードの機能改善のイメージ

マネーフォワードの機能改善に関する
項目とスピード感のイメージについては、
実際にどのような感じかをご確認いただく方が早いと思いますので、
マネーフォワードのサイトの以下のページをご紹介させていただきます。

「新機能・サービス向上のお知らせ」という以下のページです。
https://support.biz.moneyforward.com/news/new-feature

 

上記のページを見ていただくわかると思いますが、
毎月、多くの項目について、
新機能やサービス向上が行われていることが見てとれると思います。

日々、このような改善が行われ、
機能改善に対するアンケートをユーザーから入手しながら、
ブラッシュアップを続けられています。

 

このように、
弥生会計にはない開発のスピード感と、
随時機能変更できるクラウド会計の特徴を考えると、
マネーフォワードの方が魅力的だと思っています。

 

まとめ

ということで、
「弥生会計と比べて「マネーフォワードが良い点」」として、
「開発スピード早く、機能改善余地もまだまだ期待できる」
という点にについてお伝えさせていただきました。

 

弥生会計とマネーフォワードの開発スピードの差は、
両者の機能面の優劣にも大きく影響を与え、
数年後には、弥生会計はマネーフォワードに追いつけないくらいの
圧倒的な差をつけられてしまうのではないかと感じるところではあります。

 

そう考えると、
早い段階でマネーフォワードを活用し、
経営の仕組みを作っていく方が、
経営力という点でも大きなプラスの効果が出てくると思っています。

逆に、弥生会計を使い続けていると、
マネーフォワードを使っている会社に
経営力という点でも置いて行かれる可能性があるため、
その点は注意をした方が良い気がしています。

 

ということで、数回にわたって、
「弥生会計と比べて「マネーフォワードが良い点」」
についてお伝えさせていただきました。

ただ、マネーフォワードの良い点ばかりをお伝えしてきたこともあり、
次回は「弥生会計と比べて「マネーフォワードが劣る点」」についても念のためお伝えしたうえで、
弥生会計とマネーフォワードの比較についての内容は終わりにしたいと思います。

 

 

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