Vol.36 リアルタイム月次決算

月次決算のスピード

月次決算のスピードが経営において重要なことは、
このサイトで繰り返しお伝えしているところです。

とくにIPOを目指す経営者にとっては、
欠かせないテーマでもあります。

 

月次決算のスピードは速ければ速いほど、
経営スピードが加速し、企業の成長スピードも加速します。

そう考えると、
月次決算スピードはできる限り早くしていきたいところですが、
実際に、月次決算はどこまで速くできるのでしょうか?

 

この点について今回はお伝えしたいと思います。

 

私の事務所の月次決算事例

私の事務所は小さな事務所ですが、
以下のような感じです。

—————————————–
・給与サイクル:末締め/末払い
・経費精算サイクル:末締め/末払い
・自社請求サイクル:末締め/翌月末払い
・支払請求サイクル:末締め/翌月末払い
・小口現金:なし
・従業員:6名
—————————————–

 

当然、月次決算を実施していますが、
どれくらいのスピードで月次決算が完成しているかというと、
「0日」
となっています。

つまり、
「リアルタイム」月次決算と言ってよいと思います。

 

ちなみに、先月の9月の月次決算は、
9月30日の16時くらいに固まりました。

小規模組織ということや、
業務内容がシンプルということもありますが、
きちんと組織としての「仕組み」を作れば、
おそらく5倍くらいの組織規模になっても、
このスケジュールでできる気がします。

 

但し、決算を早期化するには、
決算処理を頑張るだけでは難しい側面があります。

会計や決算の前提となる
そもそもの取引構造や社内ルール等を
シンプルな構造にしておけるかどうかが勝負になるからです。

複雑な取引が多かったり、
イレギュラーのやりとり、社員それぞれのルールがある、といった状況では、
月次決算の早期化は難しいといえるでしょう。

 

結局、

月次決算の早期化には、
前提となるビジネス・組織の仕組み自体を
シンプルにしておく必要がある

ということです。

 

たとえば、
・給与計算のルールが複数ある
・経費精算のルールが複数ある
・請求の方法が得意先によって異なる
・支払方法が取引先によって異なる
・諸々の締め日が末日になっていない
といったような感じで、
ルール自体がシンプルな組織構造になっていない場合には、
まずは、この前提から見直してみていただきたいと思います。

 

決算の早期化に何より必要なものは?

私自身のこれまでの業務の話になりますが、
もともと「決算の早期化」についてのコンサルティングは、
上場会社や上場準備会社向けに、長年、実施してきました。

人数が多い会社において、
業務の棚卸・整理をしたり、標準化したり、といったことをしながら、
また、便利なツールがあれば利用を試みたり、無駄があれば無くしたり、
いろいろと工夫しながら、少しずつ決算の期限を短縮していく感じでした。

 

但し、数年前に「マネーフォワード」に出会ってからは、
私の中の前提が根本から大きく変わりました。

クラウド会計に出会った衝撃はすさまじく、
当時、私のコンサルティング内容自体を
根本的に変える必要があると思うようになりました。

これまでの地道な決算早期化の努力も当然必要ですが、
それ以上にツールの力でここまで可能性が広がるものなのか、
と純粋に感心したとともに、無限の可能性を感じたものです。

 

マネーフォワードをきちんと経営の仕組みに活用することで、
本当の意味で「リアルタイム」での決算が可能になりましたし、
業務の効率化もできるようになった気がします。

そのうえマネーフォワードは費用対効果」が抜群ですので、
本当に衝撃的な出会いでした。

 

私の事務所で0日でリアルタイム月次決算を実現できているのも、
とくに決算のために時間をかけているわけでもなく、
マネーフォワードの良いところを最大限に活用して実現したものですので、
本当に「マネーフォワード」が不可欠なツールといえます。

 

まとめ

今回は、
「リアルタイム月次決算」
というテーマでお伝えをさせていただきました。

このように「リアルタイム」と表現すると、
少し誇張しているように聞こえるかもしれませんが、
実際に、私自身が実践できていますし、
クライアントでも「リアルタイム」とまでいかなくても、
マネーフォワードを活用することで月次決算の早期化が実現できています。

 

これからの経営において
クラウド会計は必須アイテムといますし、
逆に、その世界を知らないと、
経営基盤として他社に後れをとってしまうと思います。

経営者としては、是非、
マネーフォワードを使いこなして、
リアルタイム決算を実現してみてはいかがでしょうか?

 

リアルタイムを追求していくうちに、
会計数値に向き合うのも楽しくなると思いますよ。