【MF社会保険】育児休業給付と同時に「出生後休業支援給付金」を申請できるようになりました

機能アップデート公開:2025年8月8日
2025年4月に新設された「出生後休業支援給付金」に対応し、育児休業給付手続きと同時に申請できるようになりました。これにより、担当者さまの入力負担と手戻りを軽減し、ワンフローでの申請作成が可能になります。(参考元:バックオフィスの業務効率化なら「マネーフォワード クラウド」

目次

30秒でわかる今回のアップデート

  • 同時申請に対応
    育児休業給付の手続き作成と合わせて、出生後休業支援給付金の申請内容を同一画面で作成できます。
  • 新帳票に対応
    育児休業給付受給資格確認票・(初回)育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書」の様式に対応しました。
  • 公金受取口座が選べる
    「給付金振込先」に公金受取口座利用希望を追加。マイナポータル登録口座を申請時に利用可能です。

背景
出生後休業支援給付金は、2025年4月から育児休業等給付の一つとして創設された新制度です(厚生労働省)。制度の全体像や要件は公式解説をご参照ください。
(参考リンク:厚生労働省

対象ページ・対象ユーザー

  • 対象ページ育児休業給付手続き一覧(クラウド社会保険 内)
  • 対象事業者:マネーフォワード クラウド社会保険をご利用中のすべての事業者さま。

できるようになったこと(詳細)

1) 新帳票への対応

出生後休業支援給付金の新設に伴う様式改定に追随し、「育児休業給付受給資格確認票・(初回)育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書」をクラウド社会保険から作成可能にしました。

帳票はハローワーク公開様式に準拠しています。

2) 育児休業給付と出生後休業支援給付金の同時申請

育児休業給付手続きの作成画面で、「配偶者」欄に以下のいずれかを入力すると、同時申請に必要な項目が自動で反映されます。

  • 雇用保険被保険者番号
  • 育児休業開始年月日
  • 配偶者の状態
    (入力に応じて前掲の新帳票にも反映されます。)

3) 「公金受取口座利用希望」を追加

「給付金振込先口座」に公金受取口座利用希望を新設。チェックするとマイナポータルに登録した口座を申請時に利用できます。

操作手順(かんたんフロー)

  1. クラウド社会保険の「育児休業給付手続き一覧」を開く
  2. 手続きの追加から対象従業員を選択
  3. 「配偶者」欄で、上記いずれかの必須情報を入力
  4. 「公金受取口座利用希望」を利用する場合はチェック
  5. 帳票を作成(「育児休業給付受給資格確認票・(初回)育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書」 対応)
  6. 内容を確認し、社内承認フローに沿って申請へ
    ※画面構成の詳細は「育児休業給付金手続き」機能の使い方ガイドをご参照ください。
     参考元:バックオフィスの業務効率化なら「マネーフォワード クラウド」

注意事項

  • 未対応の同時申請
    「出生時育児休業(産後パパ育休)の手続き」と出生後休業支援給付金同時申請には未対応です。今後の対応をお待ちください。
  • 制度・様式の正式情報
    要件・期限・添付書類などの最新かつ公式情報は、厚生労働省・ハローワークの案内をご確認ください(Q&A・リーフレット・帳票一覧)。
    ※参考リンク:厚生労働省
    ※参考リンク:ハローワーク保険相談所

よくある質問(FAQ)

Q1. 出生時育児休業給付金と、出生後休業支援給付金は何が違いますか?
A. いずれも育児休業等給付の一部ですが、対象期間や支給の趣旨が異なります。
出生後休業支援給付金は2025年4月に新設された制度で、育児休業給付に上乗せする形で家計を支える設計です。詳細は厚労省の公式解説をご参照ください。
▶参考リンク:厚生労働省

Q2. 申請期限はありますか?
A. あります。たとえば出生後休業支援給付金を単独で申請する場合は、育児休業開始日から4か月を経過する日の属する月の末日までなど、期限の定めがあります(他の要件との関係に留意)。実務の取扱いは最新のリーフレットでご確認ください。
参考リンク:厚生労働省

Q3. どの帳票を使えばよいですか?
A. 初回申請時は、「育児休業給付受給資格確認票・(初回)育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書」を用います。当サービスはこの様式に対応しています。
▶参考リンク:ハローワーク保険相談所

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