【新機能解説】MF Pay for Business「ウォレット」画面が登場!

【新機能解説】MF Pay for Business「ウォレット」画面が登場!

マネーフォワード Pay for Business とは?

マネーフォワード Pay for Business(以下 MF Pay for Business)は、ビジネスカードとウォレット決済を軸に、企業のキャッシュレス化とバックオフィス業務の効率化を支援するキャッシュレスプラットフォームです。

法人プリペイドカードとウォレット残高を組み合わせ、決済から仕訳・証憑管理までを一気通貫で効率化するキャッシュレスプラットフォームとして、リアル/バーチャルカード発行、残高チャージ、Money Forward クラウド会計シリーズとのリアルタイム連携などにより、経理担当者の手作業を大幅に削減します。

主な特徴は 次のとおりです。

特長概要
多様な決済手段ビジネスカード(リアル・バーチャル)だけでなく、ウォレット残高からの払出しや将来的なQRコード払いなど、複数の支払方法を提供予定(
初期費用・年会費無料コストを抑えてカードを導入でき、スタートアップから大企業まで利用しやすい
Money Forward クラウド連携会計・経費・請求など各クラウド製品とリアルタイム連携し、仕訳や経費処理を自動化
インボイス/電子帳簿保存法対応法令対応に必要な帳簿・領収書管理をサポートし、ペーパーレスを推進
ポイント還元1–3 % のポイントが付与され、事業コスト削減にも貢献(条件あり)

このように MF Pay for Business は決済手段の一本化+会計連携により、経理担当者の業務負荷を大幅に削減しつつ、ガバナンス強化やキャッシュレス経営を実現できるサービスです。

新機能「ウォレット」画面の概要

2025年5月1日に公式サポートサイトで公開されたお知らせによると、左メニューに「ウォレット」が追加され、専用画面が新設されます。提供開始は2025年6月頃から順次とのことです。

ウォレット画面でできること

表示項目内容主なメリット
ウォレット残高チャージ用口座の現在残高いつでも最新の残高を把握
チャージクリックでチャージ用口座へ遷移追加入金がスムーズ
入出金履歴残高の入出金履歴を一覧表示/CSVエクスポート経理集計や監査対応がラク
月別残高月末時点の残高推移を確認キャッシュポジションの変化を可視化

注意
カード利用明細はウォレット画面には表示されません。これまで通り「利用明細」または「カード」画面から確認します。

ほかの画面はどう変わる?

  • 月別残高画面
    出金・入金・未清算金額の表示が廃止され、純粋な残高推移グラフにシンプル化されます。
  • ホーム画面
    「入出金履歴」欄がなくなり、入出金はウォレット画面へ一本化されます。

経理担当者にとってのメリット

  1. 情報の一元化
    入出金関連の確認ルートをウォレット画面に統合。迷わずアクセスできます。
  2. CSVエクスポートで仕訳スピード向上
    入出金履歴をワンクリックでダウンロードできるため、仕訳インポートや月次締めが短時間で完了。
  3. キャッシュポジションを即時把握
    月別残高をグラフで確認できるため、資金繰りの見通しが立てやすくなります。
  4. 誤操作・確認漏れを防止
    ホーム画面からのリンク集約により、残高と履歴の確認漏れリスクを低減。

使い始める手順(提供開始後)

  1. 管理者でログインし、画面左メニューに追加された「ウォレット」をクリック。
  2. 残高・履歴を確認し、必要に応じて「CSVエクスポート」を実行。
  3. チャージが必要な場合は画面内の「チャージ」ボタンからチャージ用口座を選択し、入金操作を行います。

まとめ

新設されるウォレット画面は、残高・入出金履歴・月別推移を一か所に集約し、経理業務をよりスマートにしてくれる注目のアップデートです。リリースは2025年6月から順次。MF Pay for Businessをご利用中の方は、ぜひ公開後すぐにチェックし、日々の資金管理に活用してみてください。