GMOオフィスサポートとは？基本情報と特徴を解説
GMOオフィスサポートは、GMOインターネットグループ会社が提供するバーチャルオフィスサービスです。
ビジネスを始める際に必要な「住所利用」「郵便物転送」「法人登記」などのサービスを、好立地の住所で手頃な価格から提供しています。
GMOオフィスサポートはどんな会社？運営元と信頼性
GMOオフィスサポートは、東証プライム上場企業であるGMOインターネットグループの会社が2021年に開始したサービスです。
GMOグループという大手企業が運営していることから、サービスの安定性や信頼性は非常に高いと言えます。万が一のサービス終了といったリスクが極めて低く、安心して利用できる点が大きな強みです。
バーチャルオフィスとは？GMOオフィスサポートの役割
バーチャルオフィスとは、実際にオフィスを構えることなく、事業用の住所を借りられるサービスのことです。
Webサイトへの住所表記や法人登記に利用でき、郵便物の受け取りや転送なども代行してくれます。GMOオフィスサポートは、このバーチャルオフィスの機能を提供することで、起業家やフリーランス、個人事業主がコストを抑えつつ、都心の一等地や主要都市の住所をビジネス拠点として利用できるようにしています。
自宅住所の公開を避けたい方や、少人数でオフィスを必要としない方に最適なサービスです。
GMOオフィスサポートの利用がおすすめなターゲット層
GMOオフィスサポートは、特に以下のような方々におすすめです。
まず、フリーランスの方々が、自宅住所を公開せずに信頼性の高いビジネス住所を持ちたい場合に最適です。
次に、これから起業を考えている方や個人事業主の方々にとって、初期費用やランニングコストを抑えながら、法人登記が可能な住所を確保できるため非常に有利です。
また、少人数の会社でオフィスを構えていない方、県外から都内に法人を設立したい方にも、都心や主要都市の一等地住所を手軽に利用できる点が魅力です。
さらに、賃貸物件に住んでいて自宅を登記できない方にとっても、事業用の住所を確保する有効な手段となります。
GMOオフィスサポートの評判・口コミは？利用者の生の声
GMOオフィスサポートの利用を検討する際、実際にサービスを利用している人たちの声は非常に参考になります。ここでは、利用者から寄せられた良い評判と悪い評判を具体的に見ていきましょう。
良い評判・口コミから分かるメリット
GMOオフィスサポートの良い評判では、「コスパが良い」「法人口座開設サポートがかなりありがたい」「対応が丁寧だった」といった声が特に多く見られました。
X（旧Twitter）の利用者からは、「バーチャルオフィスでは銀行口座開設が困難だったけど、GMOオフィスサポートならそれを吹き飛ばす衝撃。月1郵便転送＋法人登記OKが月額1,650円で強い」という意見が寄せられています。これは、GMOあおぞらネット銀行との連携により、バーチャルオフィス利用者でも法人口座を開設しやすい点が非常に評価されていることを示しています。
登記可能なバーチャルオフィスなら1650円から
また、Google口コミでは、「本当に1日で利用開始できた。法人銀行口座も作れて転送料も込みで1650円てコスパ良すぎ。ありがたい」という声があり、申し込みから利用開始までのスピード感と、手頃な料金で充実したサービスが利用できる点が高い評価を受けています。
さらに、Xの利用者からは「GMOがバーチャルオフィス事業をやってて、しかも渋谷駅チカ住所で、郵便物転送費用込みでも1650円/月っていう価格破壊してた」といった、業界内でも際立つ安価な料金設定に対する驚きと満足の声も挙がっています。
スタッフの対応に関しても、「親切丁寧に様々な対応をやっていただいて、非常に良かった」といったコメントがあり、顧客サポートの質も利用者の満足度に繋がっているようです。特に、郵便物転送サービスに関しては「LINEで通知され、迅速でとても助かりました」という声もあり、利便性の高さもメリットとして挙げられます。
悪い評判・口コミから分かるデメリットと注意点
良い評判が多く聞かれる一方で、GMOオフィスサポートにはいくつかの懸念点も指摘されています。
現時点では、目立った「悪い」という評価は少ないものの、「審査が緩すぎるのでは？」といった、サービスの特性上避けられない懸念の声も一部見られました。
Xの利用者からは、「GMOのバーチャルオフィス借りてみた。980円で登記できるのいいし、登記すると郵便物の転送がいるからもっと高くなるけど、ほぼ審査無いのは大丈夫か？」という意見が寄せられています。これは、審査の迅速さや手軽さから、反社会勢力の利用といったリスクを懸念する声です。
しかし、GMOオフィスサポートは東証プライム上場のGMOグループ企業であるため、厳格な反社会勢力チェックは行われていると考えられます。審査が早いのは、潤沢な人材と効率的なシステムによるものと解釈できます。
その他、GMOオフィスサポートは大手バーチャルオフィスと比較して、拠点数が少ないという点がデメリットとして挙げられます。例えば、ワンストップビジネスセンターのような老舗企業は全国に40店舗以上の拠点を持っていますが、GMOオフィスサポートは東京、神奈川、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡など主要都市に限定されています。地方で法人登記を検討している方にとっては、選択肢が限られる可能性があります。
また、「重要な郵便物が届いても気づかない」という口コミも一部見られました。GMOオフィスサポートに届いた郵便物が自宅に転送されるまで、プランによっては1週間から1ヶ月ほどのタイムラグが生じます。
税金の納付書や契約書など、急を要する郵便物の場合、転送されるまで気づかない可能性があるため、注意が必要です。
総合評価と口コミまとめ
GMOオフィスサポートは、利用者のアンケート調査において5点満点中4.6点という高い満足度を獲得しています。
特に「コストパフォーマンスの高さ」「法人口座開設のスムーズさ」「LINEでの郵便物通知などの利便性」「都心一等地の住所が利用できる点」がメリットとして強く評価されています。運営元がGMOグループという信頼性も、多くの利用者にとって安心材料となっています。
一方で、拠点数が大手サービスと比較して少ない点や、郵便物の即時転送ではない点については、利用者のニーズによってはデメリットになり得ます。
しかし、これらの点は料金の安さやその他のサービスで補われていると考える利用者が多いようです。全体として、GMOオフィスサポートは、コストを抑えつつ信頼性の高いビジネス住所と充実したサポートを求めるフリーランスや起業家にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
バーチャルオフィスならGMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートのメリットを徹底解説！選ばれる理由とは？
GMOオフィスサポートが多くの利用者から選ばれているのには、明確な理由があります。ここでは、その主要なメリットを詳しく掘り下げていきましょう。
業界最安水準の料金体系と初期費用について
GMOオフィスサポートの最大の魅力の一つは、その業界最安水準の料金体系です。
住所利用のみのプラン（郵便転送なし、法人登記不可）であれば、月額660円（税込）からという破格の値段で利用できます。これは、ネットショップの開業やHP立ち上げなどで、登記が不要で郵便転送も必要ない方に特におすすめです。
法人登記が可能なプランでも、基本料金と郵便転送料金、住所利用料金を合わせて月額1,650円（税込）から利用できます。好立地にもかかわらず、この安価な金額でサービスが提供されている点は、初期費用を抑えたい起業家や個人事業主にとって大きなメリットです。
さらに、GMOオフィスサポートは初期費用や保証料が無料です。他のバーチャルオフィスでは入会金や保証金が必要な場合が多い中で、これは非常に珍しく、手軽に利用開始できるポイントとなります。
申込み月の翌月1日から起算して12ヶ月分の基本料金を前払いする形ですが、初期登録費用やデポジットは一切かかりません。料金体系がシンプルで分かりやすいという点も、利用者が安心して選択できる理由の一つです。
都心一等地の住所を利用できるメリット
GMOオフィスサポートを利用する大きなメリットとして、都心や地方主要都市の一等地住所をオフィス所在地として利用できる点が挙げられます。例えば、東京都内では渋谷、新宿、銀座、青山、秋葉原、池袋、三軒茶屋、目黒、恵比寿といった人気エリアの住所を提供しています。その他、神奈川（横浜）、愛知（名古屋）、大阪（梅田・心斎橋）、京都、兵庫（神戸）、福岡（天神・博多）にも拠点を持ち、どこも駅からのアクセスが良い好立地です。
法人登記した住所は、会社の名刺やコーポレートサイトに掲載されるため、都心の一等地住所を利用することで、クライアントや取引先からの信頼性を高めることができます。賃貸マンションの一室ではなく、優良企業も入居するような立派なオフィスビルを住所として利用できるため、ビジネスの信用度向上に大きく貢献します。
住所検索されても恥ずかしくない洗練されたオフィスであることも、安心材料となるでしょう。
GMOあおぞらネット銀行との連携で法人口座開設がスムーズにできる理由
バーチャルオフィスを利用する際にしばしば課題となるのが、法人口座の開設です。多くの銀行では、バーチャルオフィスを拠点とする法人に対して審査が厳しくなる傾向があります。
しかし、GMOオフィスサポートの大きな強みは、グループ会社であるGMOあおぞらネット銀行と提携している点です。
この提携により、GMOオフィスサポートの利用者は、法人設立間もない企業でもスムーズに法人口座を開設できるサポートを受けられます。マイページ経由でGMOあおぞらネット銀行に申し込むことで、登録情報の一部が連携されるため、銀行提出用の資料を揃える手間と時間を省けます。
GMOあおぞらネット銀行は月額利用料や年会費も不要であり、法人口座開設の実績も多数あるため、起業初期の方にとって非常に心強いサポートとなります。さらに、GMOあおぞらネット銀行が発行するキャッシュカードには、Visaビジネスデビットカードの機能が自動的に付帯するため、法人用のクレジットカードも同時に作成できるという一石二鳥の利便性も提供しています。
郵便物転送サービスが充実しているって本当？LINE通知や無料転送枠
GMOオフィスサポートは、郵便物転送サービスが非常に充実していると評判です。プランによって、月1回、隔週、週1回と転送頻度を選択できるだけでなく、届いた郵便物に関する通知もきめ細やかに行われます。
特に便利なのが、LINEでの通知機能です。郵便物が届いた際や発送される際に、利用者のLINEアカウントにお知らせが届くため、外出先でも郵便物の状況をリアルタイムで把握できます。
さらに、GMOオフィスサポートの大きな特徴として、150gまでの郵便物であれば転送料金が無料という点が挙げられます。これはバーチャルオフィス業界では非常に珍しく、コストを抑えたい利用者にとって大きなメリットです。公式サイトによると、約86%の利用者が郵便物転送費用を0円で利用しているとのことです。
また、「写真でお知らせオプション」（月額1,100円税込）に加入すると、届いた郵便物の写真をLINEやマイページで確認できるようになります。
これにより、差出人や郵便物の種類を事前に把握し、不要な郵便物の破棄を指示したり、急ぎの郵便物を「スグ転送」で即時転送するよう依頼したりできます。「スグ転送」は、写真でお知らせオプション加入者であれば無料で無制限に利用できるため（別途実費相当の転送費用は発生）、急ぎの書類が多い方にとって非常に役立つサービスです。
充実したビジネス支援サービス（事業計画書、会計、名刺など）
GMOオフィスサポートは、バーチャルオフィスとしての基本的な機能だけでなく、これからビジネスを始める方や成長させたい方を支援するための、多様なビジネス支援サービスを提供しています。
具体的には、GMOあおぞらネット銀行との提携による銀行口座開設サポートはもちろんのこと、法人や個人事業主口座開設申込に利用できる事業計画書のフォーマットの提供があります。これにより、事業計画書の作成に不慣れな方でもスムーズに準備を進められます。
また、会計サービスの提供や、ドメイン・メールアドレスの提供、電子印鑑の紹介など、ビジネス運営に必要なITインフラの整備もサポートしてくれます。
法人設立代行に強い司法書士の紹介や、ビジネスクレジットカード作成、法人設立印鑑セットの提供、そしてビジネスシーンで必須となる名刺の提供まで、幅広いサービスが揃っています。これらのサービスをコミコミ価格で提供しているため、ビジネスの立ち上げや運営にかかる手間とコストを大幅に削減できるでしょう。
東証プライム上場グループ運営による高い信頼性
GMOオフィスサポートが選ばれる理由の中でも特に重要なのが、その運営元の信頼性の高さです。GMOオフィスサポートは、東証プライム上場企業であるGMOインターネットグループのメンバー企業が運営しています。
バーチャルオフィス業界には様々な事業者が存在しますが、中には運営基盤が不安定なために、突然サービスを終了してしまうケースも散見されます。もし利用中のバーチャルオフィスが閉鎖してしまえば、法人登記の住所変更手続きや、名刺、ウェブサイトなどの公開情報の修正といった、多大な手間と費用が発生します。
しかし、GMOオフィスサポートは大手GMOグループという強固な経営基盤を持つため、運営会社が破綻したり、サービスが終了したりするリスクが極めて低いと言えます。この安心感は、長期的なビジネス運営を考える上で非常に大きなメリットとなり、利用者が安心してサービスを継続できる基盤を提供しています。
最短即日で利用開始できるスピード感
GMOオフィスサポートは、申し込みから利用開始までのスピード感も大きなメリットとして挙げられます。公式サイトでは「最短即日でご利用開始」を謳っており、実際に利用者の口コミでも「本当に1日で利用開始できた」といった声が確認されています。
申し込みフォームから必要事項を入力し、クレジットカード情報を登録後、本人確認書類をアップロードすれば、すぐに審査が開始されます。本人確認完了後、最短で当日中に審査が完了し、その日からすぐに契約した住所を利用できるようになります。
急な事業開始や住所変更が必要になった場合でも、この迅速な対応は非常にありがたいものです。特に、事業の機動性を重視するスタートアップ企業やフリーランスの方々にとっては、時間を無駄にすることなくビジネスを開始できるため、大きな利点となるでしょう。
バーチャルオフィスならGMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートのデメリット・注意点とは？契約前に確認すべきこと
GMOオフィスサポートには多くのメリットがありますが、契約する前に知っておくべきデメリットや注意点も存在します。これらの点を理解しておくことで、自身のビジネススタイルに合ったサービスかどうかを判断できます。
拠点数が大手バーチャルオフィスより少ないってどういうこと？
GMOオフィスサポートは、都心や主要都市に厳選された拠点を提供していますが、老舗の大手バーチャルオフィスと比較すると、全国的な拠点数が少ないという点が挙げられます。
例えば、ワンストップビジネスセンターなどの企業は全国に40店舗を超えるバーチャルオフィスを構えているのに対し、GMOオフィスサポートの拠点は東京（渋谷・新宿・銀座・青山・秋葉原・池袋・三軒茶屋・目黒・恵比寿）、神奈川（横浜）、愛知（名古屋）、大阪（梅田・心斎橋）、京都、兵庫（神戸）、福岡（天神・博多）の15店舗です。
このため、上記以外の地方で法人登記を検討している方や、全国各地にサテライトオフィスとしての住所を複数持ちたい方にとっては、GMOオフィスサポートが選択肢から外れてしまう可能性があります。ただし、多くのビジネスが都心や主要都市に集中していることを考えると、この拠点数でも十分な場合が多いでしょう。
急を要する郵便物が届いた場合のタイムラグは？
GMOオフィスサポートの郵便物転送サービスには、プランによってタイムラグが生じます。最も頻繁な「週1転送プラン」でも、郵便物が届いてから自宅に転送されるまでには、どうしても数日間の遅れが発生します。また、「月1転送プラン」や「隔週転送プラン」では、さらに長い期間を要することになります。
利用者の口コミの中には「重要な郵便物が届いても気づかない」という声もありました。例えば、税金の納付書や契約書、急ぎの書類などがGMOオフィスサポートの住所に届いた場合でも、自宅に転送されるまで気づかないケースがあるため、注意が必要です。
このデメリットを解消するためには、「写真でお知らせオプション」（月額1,100円税込）の活用が有効です。このオプションに加入していれば、郵便物が届き次第、LINEやマイページで写真を確認できるため、内容を早期に把握できます。
また、急ぎの郵便物に対しては「スグ転送」を指示することで、原則当日中または翌営業日には転送処理を行ってもらえます。ただし、これにはオプション料金や別途実費相当の転送費用が発生する場合があるため、郵便物の量や重要度に応じてプランやオプションを検討することが重要です。
電話転送サービスや貸会議室は利用できる？
GMOオフィスサポートは、住所貸しと郵便物転送に特化したサービスであり、電話転送サービスは提供していません。多くのバーチャルオフィスでは、専用の電話番号を発行し、指定の電話番号に自動転送するサービスがありますが、GMOオフィスサポートではこの機能を利用できません。
そのため、ビジネス用の固定電話番号が必要な場合は、別途「03plus」のような外部の電話サービスを契約する必要があります。GMOオフィスサポートは「03plus」と提携しており、割引などの特典が受けられる場合があります。
また、GMOオフィスサポートは原則として自社で保有する貸会議室やワークスペースを提供していません。ただし、福岡・博多オフィスには貸会議室とコワーキングスペース、WEB会議室が限定的に設けられています。その他の拠点では、対面での打ち合わせや来客対応の際に会議室が必要な場合、利用者が別途外部の貸会議室などを手配する必要があります。普段から会議室の利用が多い方にとってはデメリットとなるでしょう。
加えて、GMOオフィスサポートは申し込み前のオフィスの見学を受け付けていません。実際にオフィスを見て、利用イメージを高めたい方にとっては、この点も注意すべきデメリットと言えるでしょう。
審査がゆるいって本当？セキュリティ面は大丈夫？
一部の利用者からは、GMOオフィスサポートの審査が迅速であることに対して「ゆるすぎるのでは？」という懸念の声も聞かれました。特に、「ほぼ審査無いのは大丈夫か？」といった、反社会勢力の利用リスクを危惧する意見です。
しかし、GMOオフィスサポートは東証プライム上場のGMOインターネットグループという大企業が運営しています。上場企業は、反社会勢力との関わりに対して非常に厳しく、即座に上場廃止に繋がるリスクがあるため、顧客の反社会チェックを徹底しているはずです。特に金融関連サービス（GMOあおぞらネット銀行との連携など）も手掛けていることから、そのチェック体制はより厳格であると推測されます。
したがって、「審査がゆるい」と感じるのは、単にGMOオフィスサポートの審査プロセスが非常に効率的でスピーディーであることの表れだと考えるのが適切でしょう。セキュリティ面については、大手企業としてのノウハウと体制で適切に管理されていると見て良いはずです。安心してサービスを利用できる基盤は整っていると言えます。
GMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートの料金プランと費用を徹底比較
GMOオフィスサポートの料金体系は、シンプルで分かりやすいと好評です。ここでは、具体的な料金プランとそれに伴う費用について詳しく見ていきましょう。
4つの料金プラン（転送なし、月1、隔週、週1）の詳細
GMOオフィスサポートには、利用者のニーズに合わせて選べる4つの料金プランが用意されています。
- 転送なしプラン（月額660円 税込） このプランは、ネットショップ開業やHP立ち上げなどで「住所のみが必要」な方向けの最安値プランです。ただし、郵便物の受け取りや法人登記はできません。一切の郵便物を受け取らない場合に選択すべきプランです。郵便物が届いた場合は、有料プランへのアップグレードが必要です。
- 月1転送プラン（月額1,650円 税込） このプランは、法人登記が可能で、郵便物が月に1回まとめて転送されます。月に一度まとめて郵便物をチェックすれば十分な方や、登記が必要なビジネスに最適です。
- 隔週転送プラン（月額2,200円 税込） 法人登記が可能で、郵便物が2週間に1回転送されます。月に複数回郵便物の確認が必要な方や、期限付きの郵便物がある場合に安心です。
- 週1転送プラン（月額2,750円 税込） 法人登記が可能で、郵便物が週に1回転送されます。最も頻繁に郵便物が転送されるため、急ぎの郵便物が多い方や、常に最新の郵便物状況を把握しておきたい方におすすめです。
これらのプランは全て初期費用0円で利用できます。
郵便物転送にかかる追加費用と無料転送枠について
GMOオフィスサポートの料金プランには、郵便物の転送にかかる基本料金が含まれていますが、特定の条件下では追加費用が発生する場合があります。
最大の特徴は、150gまでの郵便物であれば無料で転送してもらえることです。これはバーチャルオフィス業界では非常に珍しく、多くの利用者が追加費用なしで郵便物転送サービスを利用できている理由となっています。
ただし、150gを超える郵便物や、特殊な郵便物については別途料金が発生します。
- 150g超～4kg（A4サイズまで）の郵便物は1通あたり440円（税込）
- 150g超～4kg（A4より大きい）および4kg超の郵便物は実費
- 速達・書留郵便物（一般書留・簡易書留含む）は1通あたり660円（税込）
- 不在票通知は1回あたり220円（税込）
このように、重量や種類によって追加費用が設定されています。特に速達や書留など、重要な郵便物には追加料金がかかる点に注意が必要です。
しかし、写真でお知らせオプションに加入していれば、スグ転送が無料で利用できるため、急ぎの郵便物があった場合でも追加費用を抑えつつ迅速に対応できます。
初期費用と最低契約期間、日割り計算の有無
GMOオフィスサポートは、初期費用が無料であることが大きな魅力の一つです。通常、バーチャルオフィスでは入会金や保証金が必要なケースが多いですが、GMOオフィスサポートではこれらの費用が一切かかりません。これにより、手軽に利用を開始できます。
ただし、契約時には申込み月の翌月1日から起算して12ヶ月分の基本料金を前払いする形となります。日割り計算は行われませんので、月の途中で申し込んだ場合でも、その月の料金は発生しない代わりに、翌月からの12ヶ月分の前払いとなります。
最低契約期間は12ヶ月です。
この期間内に解約する場合、残存期間分の料金の返金はありませんので注意が必要です。長期的な利用を前提としているため、この点も考慮して契約を検討しましょう。
クーポンコードの利用でお得になるって本当？
はい、GMOオフィスサポートでは、クーポンコードを利用することで月額料金が割引になるキャンペーンが実施されていることがあります。
月額2,750円のプランであれば、毎月275円の節約になるため、年間で考えると大きな割引額になります。また、新規契約者限定で初年度の基本料金が3ヶ月分無料になるキャンペーンなど、複数のキャンペーンが併用可能な場合もあります。
バーチャルオフィスならGMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートの申し込み方法と審査の流れ
GMOオフィスサポートの申し込みは、オンラインで完結し、非常にスムーズに進みます。ここでは、具体的な申し込み手順と、気になる審査について解説します。
申し込みに必要な書類は何？
GMOオフィスサポートの申し込みに必要な書類は、個人と法人で異なりますが、いずれも基本的な本人確認書類が中心となります。
【個人でお申込みの場合】
お申込み者様ご自身の本人確認書類として、以下のうちいずれか1つが必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 運転経歴証明書
- 住基台帳カード
- 特別永住者証明書
- 健康保険証（健康保険証の場合、本人確認のため申込住所宛てに簡易書留郵便が送られます）
【法人でお申込みの場合】
代表者様の本人確認書類として、個人申込と同様に上記のいずれか1つが必要です。
いずれの場合も、これらの書類をスマートフォンのカメラで撮影し、オンラインでアップロードする形となります。追加で複雑な書類の提出を求められることは少なく、手軽に準備できるのが特徴です。
申し込みから利用開始までの手順を解説
GMOオフィスサポートの申し込みから利用開始までは、以下のシンプルな4つのステップで完了します。
STEP 1：公式サイトから申し込み
まず、GMOオフィスサポートの公式サイトにアクセスし、申し込みボタンをクリックします。メールアドレスとパスワードを入力して会員登録を行います。
登録したメールアドレスに認証コードが届くので、それを入力して認証を完了させます。
STEP 2：個人情報の入力とプラン選択
続いて、氏名、住所などの個人情報を入力します。
その後、利用したいオフィス拠点（渋谷、新宿、銀座など）と、ご自身のビジネスに合った料金プラン（転送なし、月1転送、隔週転送、週1転送）を選択します。
STEP 3：支払い情報の登録と本人確認
プラン選択後、クレジットカード情報を登録し、利用料金の決済を行います。
決済完了後、申し込み者の本人確認手続きに進みます。本人確認はスマートフォンで行うことが推奨されており、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を指示に従って撮影し、顔写真と一緒に提出します。
STEP 4：審査と利用開始
本人確認書類の提出が完了すると、すぐに審査が開始されます。
審査が完了すると、登録したメールアドレスに通知が届き、その完了日よりバーチャルオフィスサービスを利用できるようになります。最短で申し込み当日に審査が完了し、即日で利用を開始できるため、急ぎで住所が必要な場合でも安心です。
審査の難易度と期間はどれくらい？
GMOオフィスサポートの審査難易度は、他のバーチャルオフィスと比較して低い傾向にあると言えます。これは、面談が不要で、必要書類が本人確認書類1点のみで済む点からも明らかです。
審査期間については、最短即日で完了すると公式サイトで明記されており、実際に多くの利用者が申し込み当日に審査完了の連絡を受け取っています。例えば、ある利用者の体験談では、本人確認終了から約5時間で審査完了メールが届いたと報告されています。
このような迅速な審査は、GMOインターネットグループという大手が運営しているため、効率的なシステムと潤沢な人材が背景にあると考えられます。急ぎでバーチャルオフィスの住所が必要な場合でも、GMOオフィスサポートならスピーディーに対応してもらえるでしょう。
GMOオフィスサポートのバーチャルオフィス
GMOオフィスサポートの解約方法と注意点
GMOオフィスサポートを解約する際は、いくつかの注意点があります。スムーズな解約のために、手続きの流れと必要な情報を事前に把握しておきましょう。
解約手続きの具体的な流れと連絡先
GMOオフィスサポートの解約手続きは、以下の手順で行われます。
まず、希望する解約日の3ヶ月前までに、GMOオフィスサポートの公式サイトにあるお問い合わせフォームから連絡する必要があります。この事前連絡が非常に重要で、期限を過ぎてしまうと自動更新されてしまう可能性があります。
お問い合わせフォームから解約の旨を伝えると、具体的な手続きについて案内があります。解約日までに、バーチャルオフィスサービスにより提供された住所の記載を、商業登記、ウェブページ、名刺、パンフレット、その他の公開情報から全て削除する必要があります。
解約時には、その記載削除が合理的に確認できる書類の提出が求められます。個人会員の場合は記載削除の確認書類、法人会員の場合は商業登記住所変更後の履歴事項全部証明書が必要です。これらの書類提出をもって解約手続きが完了し、契約の自動更新が停止されます。
途中解約はできる？返金はある？
GMOオフィスサポートの最低契約期間は12ヶ月と定められています。このため、契約期間中に途中解約することは可能ですが、残存期間の料金の返金は原則としてありません。
例えば、12ヶ月分の料金を前払いしている場合、契約期間の途中で解約しても、残りの期間の料金が日割りや月割りで返金されることはありませんので注意が必要です。バーチャルオフィスでは一般的に、前払いした料金は返金されないケースが多いことを理解しておく必要があります。
したがって、契約する際は、最低契約期間と返金に関する規定をしっかりと確認し、長期的な利用計画に基づいてプランを選択することが重要です。
解約時に必要な書類と住所変更の義務
GMOオフィスサポートを解約する際には、サービスの提供を受けていた住所を、ご自身のビジネスに関連するあらゆる公開情報から削除する必要があります。その削除を証明するための書類の提出が求められます。
具体的には、以下の書類が必要となります。
- 個人会員の場合: 上記の記載削除について合理的に確認できる書類
- 法人会員の場合: 商業登記住所変更後の履歴事項全部証明書
法人会員の場合、バーチャルオフィスで法人登記を行っていたのであれば、解約日までに他の住所へ本店所在地を移転し、その変更登記が完了したことを証明する履歴事項全部証明書を提出しなければなりません。これは、法人登記の住所が実態と異なる状態になることを避けるため、法律上も義務付けられています。
解約の申し出から実際に解約が完了するまでの期間には、新しい住所への移転手続きや登記変更手続きの時間も考慮に入れる必要があります。余裕を持って計画的に手続きを進めることが大切です。
バーチャルオフィスならGMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートと他社バーチャルオフィスを比較
バーチャルオフィス選びでは、複数のサービスを比較検討することが重要です。ここでは、GMOオフィスサポートがよく比較対象となるDMMバーチャルオフィスとの違いを中心に見ていきましょう。
DMMバーチャルオフィスとの違いは？
GMOオフィスサポートとDMMバーチャルオフィスは、どちらも大手企業が運営する人気のバーチャルオフィスサービスであり、特にコストパフォーマンスの高さで比較されることが多いです。
しかし、いくつか重要な違いがあります。
| 比較項目 | GMOオフィスサポート | DMMバーチャルオフィス |
| 運営会社 | GMOオフィスサポート株式会社 (GMOインターネットグループ) | DMMグループ |
| 入会金 | 無料 | 5,500円（税込） |
| 最安プラン月額 | 660円（転送なし、登記不可、郵便物受取不可） | 660円（ミニマムプラン、ネットショップ・個人事業主の税金関連郵便物のみ転送可） |
| 週1転送プラン月額 | 2,750円（税込） | 2,530円（税込） |
| 郵便転送料金 | 150g以内無料（超過分は別途料金） | 実費負担 |
| 拠点数 | 15拠点（東京、神奈川、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡） | 5拠点（札幌、渋谷、銀座、横浜、名古屋、梅田、福岡） |
| 荷物写真付き通知 | 1,100円/月でオプション提供 | 無料で提供（荷物が届いたら写真で即時通知） |
| 法人口座開設 | GMOあおぞらネット銀行と提携、スムーズな開設サポート | 特になし（一般的なバーチャルオフィスと同様） |
| 会議室 | 福岡・博多オフィスのみ限定的にあり | なし |
| 最低契約期間 | 12ヶ月 | 2ヶ月 |
料金、サービス、拠点数で比較！あなたに合うのは？
上記の比較表から、GMOオフィスサポートとDMMバーチャルオフィスにはそれぞれ強みがあることが分かります。
【料金面】
最安プランの月額料金はどちらも660円ですが、その内容が大きく異なります。
GMOオフィスサポートの最安プランは郵便物受取・転送が一切不可なのに対し、DMMバーチャルオフィスの最安プランはネットショップや個人事業主の税金に関わる郵便物のみ転送可能です。
郵便物転送料金に関しては、GMOオフィスサポートが150g以内無料という大きな強みを持っています。郵便物の量が少ない、または150g以内に収まることが多い方にとっては、GMOオフィスサポートの方が総コストを抑えられる可能性が高いです。
一方で、郵便物の量が多い場合はDMMバーチャルオフィスの実費負担が有利に働くこともあります。週1転送プランの月額料金はDMMの方が若干安いです。
【サービス内容】
法人口座開設のスムーズさを重視するなら、GMOあおぞらネット銀行と連携しているGMOオフィスサポートが断然有利です。法人設立初期で銀行口座開設に不安がある方には、GMOオフィスサポートのサポート体制は非常に魅力的でしょう。
郵便物の写真付き通知を無料で利用したい場合はDMMバーチャルオフィスに軍配が上がります。GMOオフィスサポートでも有料オプションで提供されていますが、標準で提供されているDMMは利便性が高いと言えます。
【拠点数】
GMOオフィスサポートは15拠点を構えており、DMMバーチャルオフィスの7拠点と比較して選択肢が多いです。
特に、東京の主要エリアで細かく住所を選びたい場合や、大阪・京都・神戸など関西圏での選択肢を重視するならGMOオフィスサポートが有利です。
【結論として】
- 初期費用を抑えたい、法人口座開設をスムーズに行いたい、郵便物転送費用をできるだけ抑えたい方はGMOオフィスサポートがおすすめです。
- ネットショップ運営で返品物の対応を重視する方、郵便物の写真付き通知を無料で利用したい方、または最低契約期間の短さを重視する方はDMMバーチャルオフィスがおすすめです。
ご自身のビジネスモデルや重視するポイントによって、最適なサービスは異なります。それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適なバーチャルオフィスを選びましょう。
バーチャルオフィスならGMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートに関するよくある質問（FAQ）
GMOオフィスサポートの利用を検討するにあたって、多くの方が抱くであろう疑問点について、Q&A形式で解説します。
ログインページはどこ？
GMOオフィスサポートのログインページは、公式サイトのトップページ右上などからアクセスできます。
契約後に発行されるアカウント情報（メールアドレスとパスワード）を使って、マイページにログインし、契約内容の確認や郵便物状況の確認、各種オプションの利用などが可能です。
郵便物の手渡し受け取りは可能？
はい、GMOオフィスサポートでは、一部の店舗で直接郵便物を受け取ることが可能です。
ただし、全店舗で対応しているわけではありませんので、契約を検討している拠点での対応状況を事前に確認することが重要です。例えば、渋谷オフィスでは手渡し受け取りが可能ですが、福岡・博多オフィスや福岡・天神オフィスでは不可となっています。郵便物の手渡し受け取りを希望する場合は、契約前に希望の拠点が手渡し受け取りに対応しているか、公式サイトの店舗詳細ページで確認するようにしましょう。
住民票の住所として利用できる？
いいえ、バーチャルオフィスの住所を住民票の住所として利用することはできません。
住民票を置ける住所は、実際に生活の本拠地がある場所と定められています。バーチャルオフィスは、あくまで事業活動のための「ビジネス上の住所」を提供するサービスであり、実際に居住する場所ではないため、住民票を置くことはできません。これは、GMOオフィスサポートに限らず、すべてのバーチャルオフィスに共通するルールです。
問い合わせ先はどこ？
GMOオフィスサポートへの問い合わせは、公式サイトのサポートページ内にある「お問い合わせフォーム」から行うのが一般的です。
サービスに関する質問や契約内容の確認、解約の相談など、様々な問い合わせに対応しています。電話での直接的なサポート窓口が前面に出ていないため、基本的にはフォームを通じて連絡することになります。
GMOオフィスサポートのバーチャルオフィス
まとめ：GMOオフィスサポートはこんな人におすすめ！
GMOオフィスサポートは、その信頼性の高い運営元、業界最安水準の料金体系、そして充実したビジネスサポートにより、多くの利用者から高い評価を得ているバーチャルオフィスサービスです。
ここまで解説してきたメリット・デメリット、料金プラン、利用者からの評判を踏まえると、GMOオフィスサポートは特に以下のような方々におすすめできます。
- 業界最安値でバーチャルオフィスを利用したい人: 初期費用無料で月額660円から利用できるプランは、コストを最小限に抑えたいフリーランスや起業家にとって非常に魅力的です。
- 大手企業が運営する信頼性の高いバーチャルオフィスを利用したい人: 東証プライム上場のGMOインターネットグループが運営しているため、サービスの安定性やセキュリティ面で安心して利用したい方に最適です。
- 法人口座をスムーズに開設したい人: GMOあおぞらネット銀行との強力な連携により、バーチャルオフィス利用者でも法人口座開設のハードルが大幅に下がります。
- 都心一等地の住所で法人登記を行いたい人: 渋谷や新宿、銀座といった都心の一等地住所をビジネス拠点として利用でき、会社の信用度を高めたい方に合っています。
- 郵便物の転送サービスを賢く利用したい人: 150g以内なら郵便物転送が無料であり、LINE通知や写真でお知らせオプションを活用すれば、郵便物管理の利便性が向上します。
- 最短即日でサービスを利用開始したい人: 迅速な審査と手続きにより、すぐにビジネス用の住所が必要な場合でもスムーズに利用を開始できます。
一方で、全国各地に多くの拠点を持ちたい方や、電話転送サービス、貸会議室の利用が必須な方には、他のバーチャルオフィスも比較検討することをおすすめします。
しかし、コストを抑えつつ、信頼性と利便性を兼ね備えたバーチャルオフィスを探しているなら、GMOオフィスサポートは間違いなく有力な選択肢となるでしょう。ご自身のビジネスニーズと照らし合わせ、最適なプランを見つけてみてください。